秋01 2004.09.09 速読ということ

(元:2004.09.09)

世の中に「速読」や「速聴」と呼ばれるメソッドがいく
つもあります。

それぞれに特長があるようですが、いずれも、通常考え
られるよりも速く読んだり聴いたりして、人は物事のポ
イントを理解できるということを示しています。

前回のアーティクルで書いたことも含めて、誤った固定
観念や先入観で自分をしばらずに、人として普通にもっ
ているはずの能力をもっと自由に開いて発揮してほしい
と思います。

ワードマーキングがすぐれた文章読解法の一つであるこ
とはいうまでもありませんが、より重要なのは、それを
通して開発されるいわゆる頭の回転のよさにあるといえ
るでしょう。

なかでも論理的理解力や論理的判断力が涵養(かんよう)
される点は、大学入学後、どの分野の学問を研究するに
あたっても有益でしょう。

また、卒業後、どの分野の職業につくにしても、必要か
つ有益であることは当然です。何事においても自分で納
得し人を説得する上で必須の言語上の論理の使いこなし
の王道を身に付けることになるからです。

受験生の今は、先のことを考える余裕もないかもしれま
せん。ただ、日本語を死ぬまで使い続けていく以上、ど
こかの時点で身に付けておくとよい事項であり、おそら
くは受験生の時点が、一番効果的に学習習得できること
だろう思います。

秋になります。これからは模擬試験や問題集の出来も重
視される時期です。目先の模試の得点力アップという目
的でかまいません。来春の受験本番での合格という目標
突破のためということでかまいません。今ならではの集
中力と持続力、習得力をもって、受験学習というものを
よいきっかけとして利用して、ぜひマスターしてほしい
ものです。

ワードマーキング読解、ダンベルやウオーキングマシン
が体を鍛えるように、鉛筆一本を使う読解ルールがきわ
めて効果的に頭を鍛えます。

秋02 2005.09.29 マーキングをする際の注意点その1


鉛筆一本でのマーキングは、慣れてくるとスピードが上
がってくる。

その際に意外と重要になってくるのが、姿勢である。
比喩的な意味ではなく、椅子に座って机に向かっている
時の文字通りの姿勢だ。

とくに自分の部屋や自分の教室だと慣れていることもあ
って崩れた姿勢でいるかもしれない。リクライニングシ
ートにでも座っているかのような格好や、片方ほおづえ
つくなど。これでは頭もリラックスしてしまって適度な
緊張感を維持できないだけでなく、鉛筆がマ
ークするたびに問題用紙が動いてしまい安定したマーク
をつけ続けることができにくい。

鉛筆を持たない方の手は習字の時のように指を軽く広げ
て用紙が動かないようにおさえておくこと。椅子にはこ
ぶし一個くらい後ろを空けて深々とは座らないこと。当
然ながら脚は前に投げ出したりせず、両方の靴底をしっ
かり床につけておく。上体はやや前かがみながら、目・
顔が用紙に近づき過ぎない程度に維持する。視野に用紙
の1頁半くらいが入っているくらいの距離が適当だろう。
ある程度広い範囲の文章を視野に入れながら、動かぬ
(マークをつけやすい)用紙に対してどんどんマーキン
グを進めていこう。先がとがりすぎていないくらい(線
にある程度幅がある)の鉛筆がいいだろう。マークが進
むにつれて芯がつぶれてやや太くなっていく線が頼もし
く見えてくるはずだ。

最初こそ「どういう語にマークするんだったっけ」と思
い出しながらだが、学習が進むと半ば機械的・自動的に
マークが進むようになる。歩くこと、食べ物をかむこと
を無意識にやっているように、慣れて同じくらいの意識・
無意識になればマーキングも本物だ。読み取ろうとせず
とも目の前にポイントが見えているという状態になって
くる。「なんで今まで見えてこなかったんだろう」と不
思議な気がするかもしれない。小さい頃、自転車にまだ
乗れなかった時に、乗れることが不思議な気がしなかっ
ただろうか。倒れたりこげなかったりハンドルをきれな
かったりすることの繰り返しの中で、ある時点でスーっ
と自らの足と手と目で自転車を乗りこなせた瞬間の快感
と同じものを、ワードマーキングでも味わうことになる
はずだ。

乗れるようになるまでの期間・回数に個人差があるよう
に、マーキング読解ができるようになるまでの期間・回
数にも個人差がある。ただし、練習すればほとんどの人
が乗れるようになるのと同じく、練習すればほとんどの
人がマーキング読解できるようになる。

それほど多くの回数は必要としない。もちろんやればや
るほど修得度は高くなる。他科目との学習時間のバラン
スや本番での希望得点の割合なども考えて練習時間を調
整してほしい。

一見小難しく思える文章が、実は分かりやすく書いてあ
るという意味を、自分で実感してほしい。さぁ、やろう。
コメント
そういえば以前、心配顔で質問にやってきた生徒がいた。
「わたし、自転車に乗れないんですけど……」

だいじょぶ。たとえ話だから。ぼくだって自転車に乗れる
ようになったのは大学2年の時だ。って支離滅裂で説明に
なってない?

秋03 2005.09.30 重要なパートナーとしてのツールたち


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センターで許される鉛筆の硬度は、H、F、HB。ならば
ワードマーキング読解では濃さとつぶれる柔らかさから
HBということになる。

鉛筆はいいものを選びたい。トンボMONOや三菱Uniあ
たりを勝負鉛筆?に認定しよう。
ファーバー・カステル? 大学までとっておきなさい。

鉛筆削りも試験会場の机上に置いておくことができる。
となると、真鍮製のごく小ぶりのものがあるといい。
削るのはもちろん休み時間。削りくずを入れる小さめの
ビニール袋も忘れずに。鉛筆一本のマーキングとは言っ
ても、評論、小説、古文、漢文それぞれに一本+α。マ
ークシートの塗りつぶしがきれいにいく限度でとりかえ
よう。都合6本ほどは必要。

消しゴムは定番のトンボMONOプラスチックがいいか。
よく売っている小さいのではなく、定期券より一回り
小さいくらいの大ぶりのがいい。使った後にうっかり
落とすという確率が低いのがいい。ぺたんと机上にあっ
て、いざという時は私を使いなさいといってくれるよう
だ。ワードマーキング中は一切消しゴムを使うことはな
い。いつもの基準でつけるべきだと瞬間に判断して動い
た手の痕をすかさずマークとして残すのが大事で、慣れ
ないうちに明らかに余分なマークをしたという時は二本
線でざっくり消せばいい。慣れてくれば、あるべきもの
はあるように、ある必要のないものはそのように、磨い
た目が見ていってくれる。消しゴムを使うとすれば、解
答用紙のマークミスの修正くらいか。そんなことしない
などと侮るなかれ。一段解答欄をずらしたなんて笑えな
い笑い話は現実にいくつも生まれている。ふだんありえ
ないこともしでかしてしまうのが本番の本番たる所以
(ゆえん)か。

そうなると、筆箱というかペンケースというかカンペン
というのかも、シンプルでやや頑丈なのがよかろう。こ
れでワンセット出来上がり。試験が戦争とは思わないが、
競争であることには違いない。心おきなく実力発揮でき
るよう、必須ツールの準備は怠りなきよう。

そうそう、大事なことを一つ。練習は本番のつもりで、
本番は練習のつもりでとは言い古された言葉だが、その
伝からすると、本番の持ち物に新品は無用。鉛筆も消し
ゴムも鉛筆削りも試験直前に買いそろえたりなどしない
こと。今の時期から使い慣らして、少し短くなった鉛筆、
消し残りで薄汚れた消しゴム、いっつも削りカスがはさ
まっているくらいの鉛筆削りを本番の試験会場に持ち込
むべし。ふだんと場所も寒さも広さも落ち着かなさも
全くちがう緊張しがちな会場を、いかにふだんの自分の
空間のにおいや雰囲気に(せめて自分の目の前だけでも)
できるか。これポイント。できればできただけ望ましい
状況だろう。

本番、緊張で頭がふだんの半分も動かないんじゃないか
なんて思いがちなときも、使い慣れた鉛筆たちと、やり
慣れたマーキングがあれば怖くない。真っ白な頭を、手
と鉛筆がひっぱっていって、ふだんに近い目と頭の動き
を引き出してくれるというものだ。一本の鉛筆を侮るこ
となかれ。一本を笑う物は一本に泣く(とまでは言わな
いか……)

http://kokugo.cc/

コメント
鉛筆削りは小さくて重めのがいい。机上で鉛筆がころがり
落ちるのを止めてくれるから。よけいなことに気をとられ
ないように、できる準備、しておく配慮は忘れずに。

秋04 2005.11.25 あと一ヶ月で第一ゴールのクリスマス


センター試験現代文で学習の到達度の第一目標としている時期が
クリスマス。あと一ヶ月になりました。

本文の読みの力はどうですか。評論、小説、それぞれのポイント
を的確につかめるようになった実感をもてていますか。(まだだ
ったらテキスト読み直し、あるいはメルマガ読み直しをしてくだ
さい。いつ読んでも発見があると思います)

設問・選択肢を説く力はどうですか。適切な絞り込みと正解選び
が、根拠をもってできてきましたか。おさえるべきポイントは多
くはありませんでしたよ。(こちらも必要なら読み直しを)

ここまで読・解の正しさを重視して準備を進めてきたとすると、
これから一ヶ月はさらに速さを身につけ磨く期間といえます。

過去問を時間配分を考えて解きましょう。正しさをそこなわない
ように意識しておくことは重要です。無用な読み戻りや、無駄な
解き迷いに気付いて、それを意識して減らすことで、無理なく速
さを手に入れます。正しさの延長に速さが産まれ、速さを意識で
きるようになって正しさの見抜きに磨きがかかります。そしてさ
らなる速さへ。幸せで楽しい連鎖を自分のものにしていく一ヶ月
です。

ワードマーキングも、本文の方は当初よりシンプルになっていっ
ていいですよ。目が育っていれば安心してシンプルにして(なっ
て)いってください。これもまた速さにつながります。正しさを
損なうことなく速くなるわけです。ワードマーキングを始めた頃
を思い浮かべると、文字のかたまりの見え方が違ってきているは
ずです。緩急のついた目の動きと間断ない頭の働きが実現できて
いることでしょう。

選択肢のマークは、変わらないか、少し増えてくると思います。
素早い候補2〜3への絞り込みと、唯一解の決め込み。しっかり
マークが導いてくれるはずです。手と目と頭の幸せなコンビネー
ションのなせるわざですね。

もしまだ読・解の正しさが足りないようであれば、正しさ優先で
トレーニングをします。

トレーニングのピッチを少し上げて、過去問攻略を進めましょう。
この一ヶ月で、ぐいっと読解力アップを果たします。果たせます。
つかむべきポイントは少ない。ただ、初見の文章を相手に応用力
が試されるだけ。それを難しいと勘違いしてトレーニングを怠る
受験生も多い中、ワードマーキングを知ったあなたなら、やるべ
きことは分かっているはず。そしてその過程や結果の喜びも。

これからはスパートをかけても息切れせずにゴールまでひた走れ
る。いけ! 迷わず走れ! 

充実した気分でクリスマスを迎えられたら、本番まで一ヶ月。い
よいよ実力発揮の時です。気をつけるべきは体調管理だよ。

秋05 2006.09.07 ゴールから引き算:学習スケジュール


今日から9月。と書き始めたもののアップしないうちに早七日…

本番がどういう状況で、その時に自分がどういう状態にあるか、
精神状態だけではなく、体調や学力についても厳しい方悪い方
を想定して、なおかつ、その状態・環境で欲しい点数を勝ち取
れるよう、学習内容・質と学習ペースを組み立てるべし。

他教科の学習ペースや仕上がり具合・不具合によるスケジュー
ル補正の必要も考慮にいれながら、総得点の中での各教科の比
率も計算しつつ、伸ばせる科目の攻めの学習を進めていこう。

クリスマスまでは攻めの学習、その後は整える学習。

これからの一ヶ月は、夏前までの三ヶ月にもあたるといえる。
一週間は一ヶ月近くにも相当するだろう。

言い古されているが、一日一日を大切に。上り調子で勢いをも
って本番に臨めるよう、それまでを充実させよう。

基本メソッドの理解と、その応用力豊かな使いこなしのトレー
ニング。当たり前のことを当たり前にやることの難しさの中で
完璧を求めず、合格を切望して日々を過ごしてほしい。

厳しい夏は越えた。誰しも過ごしやすい秋の過ごし方が重要だ。

秋06 2006.09.13 評論の要約 その後に


要約が適切にできているかどうか。読解トレーニング終盤には
自分自身で判断できるようになることが必要だ。試験本番では
他の誰の力も借りられないのだから。

トレーニング中盤までは、算数の検算よろしく、要約文を作っ
た後に元の文章を読み直し、<過不足どちらもなく等価>だと
判断できればよい。書き込み式の「要点要旨把握シート」なら
段階を追って双方向の確認もしやすく、力の付き具合も実感し
やすいだろう。(小論文の学習では、要約も添削を受けられれ
ばなおよいだろう。見抜きの目の磨き上げの時間が短縮できる)

終盤では読み直しも把握シートも不要。なぜならそのころには
読解力=要約力の精度が上がっているはずで、リアルタイムで
確認、というか的確な判断ができるから。ワードマーキングで
あれば、目の前にポイントが動かぬマークで浮き彫りになって
いて、かつ、見抜きの目が磨かれているからよりやりやすい。

そうして、要約ができてしまえば、それで全文の判読理解がで
きたということが実感できる。<評論の読解=要約>の当然の
帰結だ。(小論文での字数制限のある要約問題では、つなぎの
フレーズの工夫と表現の整形は、別にトレーニングする必要が
ある)じっくり一語一語かみ砕くようにして集中して時間をか
けて理解する読みをしようとも、ワードマーキングで休まぬ手
と緩急をつけ時にジャンプしていく目と、頭の中の四つのボッ
クスに要素を仕分けていく頭を使った読みをしようとも、得ら
れる結果は同じだ。素早く的確にできる分、ワードマーキング
が優れているのはいうまでもないが。

<等価=同じ価値>だという判断が、読解そのものだ。残すべき
メイン要素を残し、削り落としてよいサブ要素を削る。
<評論の読解=要約=価値判断>であることが深く理解される
ことだろう。

要約力=判断力が磨かれてくると、同じ本文、同じ選択肢のポ
イントの見え方が違ってきていることにきっと気づくことだろ
う。読める人、成績のよい人の見え方が実感できるレベルに達
しているはずだ。スポーツでも囲碁将棋でも、初心者と上級者
では、同じ場にいて見えているものの次元がちがうだろう。同
じことが文章読解にもいえるわけだ。たゆまぬトレーニングで
力を身につけて上級者になっていくということが、読解におい
てもあてはまる。

その読みの判断の実力は、当然ながら解きの判断の実力に直結
する。出した答が正しいかどうかの検算も含めて、判断基準が
同じだからだ。

マーク式設問を解くときのことを思い浮かべてみればよい。本
文・傍線部に対して、説明(=わかりやすい言い換え)となる
正しい選択肢を選ぶことは、選択肢と傍線部・本文(関係範囲)
の表現を比較検証し相互の“距離”を判断する行為そのものだ。

他の選択肢より本文との距離が近い選択肢が正解となる。評論
の場合はほぼ同じ。(小説の場合は、距離感のツメが評論とは
異なるので要注意。同じラフさで解くと間違えてしまう場合も
多々ある。小説の解きの判断には、より緻密さが必要となる。
これは論理的表現は言い換えてもほぼ等価であるのに対して、
心情表現は元来言葉で表現するのになじまないものであること
に加えて、言い換えるとどうしても微妙に違ってくるからだ。
両者のこの点の違いをふまえないと、両者ともに高得点という
ことにならず、片手落ち・片翼飛行の読み解きになってしまう。
両方の判断基準の差を理解して自分が使いこなせるようになっ
てほしい。そこが満点ゲットへのポイントとなる)

ちなみに、二次試験の記述問題や一部の課題文型小論文に設定
される傍線説明問題の解きは、マーク式問題でいう正解の選択
肢づくりと同じことだ。受験生は選択肢選びで済むわけだが、
出題者は選択肢づくりをする。傍線部(あるいは傍線部を含む
同一文)から説明が必要な語句をピックアップし、その説明
(分かりやすい言い換え)をすればよいことになる。説明対象
の語句を的確に摘示できるか、そしてそれを必要十分なレベル
で言い換えられるかどうか、この二点が二次試験等に見られる
記述式の解きのポイントとなる。もちろん字数制限内におさめ
るまとめ方と制限時間内に解きおえるスピードも必要なことは
いうまでもない。


「解く」行為の逆の手順から「確かめる」行為が成立する。
「確かめる」行為は逆向きの「読む」行為そのものでもある。

評論において、一つ一つの設問は、段落ごとの要点確認の問題
であり、正解の選択肢は要点そのものだという認識は重要だ。
(「合わないものを選べ」という場合も、「合うもの」を選ん
だ後に、残りのものを正解にすればよいという意味で同じだ)
そう認識することで、傍線部(あるいはその前後まで)を含め、
細かい表現に左右されたり目くらましを受けたりすることなく、
全体構造と内容から、確信をもって正解を選べることになる。
そうして選んだ選択肢は本文関連部分と<等価>になっている
はずだ。

部分の検証の積み重ねが、全体の検証になる。最終設問の要旨
把握確認は、そこまでに把握してきた要点の集約である。太い
論理の背骨一本が、骨の一節一節のつなぎ合わせでできている
ことが理解できるはずだ。

評論の読解力=要約力という点からすれば、二つ前の記事で書
いたように、まさに要約力のレベルを検査するために読解問題
があり、解くという行為の中に、要約もその検証も含まれてい
るのである。自分の選んだ選択肢が正しいかどうか、本文と比
較して確認することは(よほど時間がない場合か、現代文をい
やいや解いているのでない限りは)当たり前の作業としてやっ
ていることだろう。その延長、あるいは根底にある本文全体の
要約の検証もきちんとできるようになってほしい。そうすれば
自分の読む視点・視座が補正補強されていき、要約力=評論読
解力が磨かれていく。

急がばまわれ、というのは評論読解=要約のトレーニングにも
いえることかもしれない。自分で確認がまだうまくできないと
いうことであれば、できる人に添削をしてもらえばよい。個別
の解答の出来というよりも、評論全般に当然に使える方法論の
習得ということで、ワードマーキング+要点要旨把握シート→
要約の判断とまとめの流れを身につける必要性は高い。課題文
型小論文の受験生であれば、合格を勝ち抜くために必須の力で
あることは以前の記事で述べた通りだ。ワードマーキングなら
無駄を省きやすいために短期間に身につけられるのは大きなメ
リットだろう。


あれこれ書き足していき長くなりすぎた。今日はここまで。

秋07 2006.09.20 マーキングは鉛筆に限る


マーキングというと、目立たせるためと考え、色分けを
したり、蛍光マーカーを使った方がいいと考えてしまう
人がいる。

受験現代文の読解に限っていえば、マーキングは、断然
鉛筆に限る。手の動きと頭の働きとのシンクロという内
容面からも、制限時間内でのスピード対応という面から
も、鉛筆一本に勝るものはない。

マーキング読解は、目立たせるためだけの役割ではない
わけだし、筆記具の持ち替えのわずかな時間も頭の動き
を寸断し読み取りの妨げとなってしまうからだ。(ちな
みに別の理由でシャープペンもダメ)

ワードマーキング読解の明示された具体的ルール(スタ
ーターキット所収)に沿って虚心坦懐に1〜2題実行して
みればよい。

下手に語句の意味を頭に入れ込んでいこうとせず、具体
的かつ客観的ルールに沿って半ば機械的にマーキングを
進めていくと、かえって有機的とでもいうように判断す
る頭が的確に働きはじめ、次第に加速し、文章のポイン
トと全体構造が一目瞭然になっていく(※評論の場合)。
リアルタイムで、ムリなくムダなく、読めていく。快感
だな。爽快感か。気持ちよく読め、ほんとうの理解がで
きていく。頭がよくなる実感も湧いてくる!

読めているようで読めていなかった状態、見えているよ
うで見えていなかった状態から、薄もや、霧、かすみが
晴れていくように、文章のポイント(語と構成)が立ち
上がってきて、その姿をくっきりと見せてくれる瞬間を
味わってみないか。

※色や蛍光に頼るのは、目の見抜きの力が弱いため。見
 抜きの力=判断力=読解力とすると、そこを強化する
 ことこそが読解力の錬成・錬磨。弱いから目立つよう
 にするのではなく、弱いからそこを高める。鮮やかな
 墨痕ならぬ力強い鉛筆痕がストレートに目に飛び込ん
 でくる感覚を大事に育ててほしい。印刷インクとは明
 らかに異なる鉛筆の太く黒々しいマーキングがあなた
 の目と頭に働きかけてくるようになる。(その点でも
 マーキングをデータ化してしまうと見え方が一様にな
 ってしまい心苦しい) 分かりやすく色分けするので
 はなく、分かるように見抜きの目を鍛えるということ
 だ。本番では色ペン・色鉛筆など使えないことからも
 ご法度。つねに本番で使えるもの・方法論でトレーニ
 ングすべし。

秋08 2006.09.21 ワードマーキング習得の今後


どういう単語にマーキングするのか。

どういうマークを付け分けるのか。

  読解=グループごとのマークすべき語群の理解と記憶、マーキング実行、
     そのマークを利用した見抜きと判断。

  マーク:囲む系統vs脇に付ける系統、右vs左

  メリット:一回通読時、傍線同一文検討時、解答決定時の的確さとス
       ピード。まぎらわしさに陥らないための手がかり   他

どういう手の動きをするのか。

どういう目の動きをするのか。

   休まない目、加速していく頭、サポートする手。

どのぐらい読んでいるのか。

どのぐらい読まずにいるのか。

  読まない部分での、手の休まなさ具合はポイント。サブはエンドへジャンプ。

  マークのかたまり具合と、ジャンプの具合。ジャンプできる自信と見抜き。

どの程度の頭の残り具合・残らなさ具合なのか。

  頭に入れようという意識は無用。マーキング効果でポイントは頭に残っていく。

本文はどのように見えているのか。

  細かく読むのではなく、大きく見る、いや、見えてくるものを目にいれる。

それら鍛える習得のプロセスはどのようなものか。

  内緒 (笑)

解くときの判断の具合はどうか。判断基準は、決定の決め手は。

解けた手ごたえの生かし方はどうか。

解くときの本文傍線部の読み戻り具合はどうか。

傍線部からどう目が動くのか。その基準は。

解くときの、語句の内容の比較と、選択肢の構造の比較はどうか。

 メインとサブ、プラスとマイナス、ということ。
 明と暗、強と弱、ということ。
 主たる内容以外に、消す要因にはどのようなものがあるか。

「最も適当なもの」を選ぶということ。

正解のつかまえ方。

正解の匂い、たたずまいということ。

確信をもった解答選び、自信をもった解答確認。


  ワードマーキング読解。見慣れない方法は、目の前で見せるの
  が最適だ。見慣れれば当たり前になる。次にはビデオ、か。
  音声でのマーキング状況の実況トレースは、三番目。

  見せ方は一長一短あって、いろいろでも、結果としてマーキン
  グできるようになればよし。

  分かりづらければ、私のマーキングサンプルを数題なぞってみ
  るのもよい。さながら習字の稽古のように。そうすることで、
  私の視点・視座が自ずと明らかになってくる。それこそが判断
  の基、読解力の源。「自ずと」ということにならないのならば
  コーチの助言で気づきを得ていけばよい。少しずつ自分の視点・
  視座ができていく。

  筋トレはコーチの指導の下、各種の器具を使って鍛えていく。
  エステもコーチの指導の下、各種の装置を使って美しくなっ
  ていく。

  読解も、コーチの指導の下、読解最強ツールである鉛筆一本を
  使って、手と目を通して読解脳を磨いていけばよいわけだ。

  方法論や手本を示すコーチに加え、添削コーチも有効となる。
  自力では気づきにくい補強点を、指摘を受けて強化していけば
  よい。読解力が添削で磨けるというのは痛快なことだ。だが当
  たり前のことでもある。何が自分には見えていて、何が見えて
  いないのか。そしてそれは見るべき語なのか、そうではない語
  なのか。マーキングの添削で一目瞭然となる。これまた習字の
  朱筆よろしく、ズレを修正していけばよい。マーキングの修正
  が読解脳のズレの修正。客観的・論理的な読解力の錬成だ。

  見るべき語が見えてこそ、その連なりとしての論理も見え、そ
  の表現の重要な意味の理解ができる。見るべき語が見えずして、
  理解も何もないものだ。ズレた目はズレた理解=誤解を生む。

  読解の目が近視や遠視、はたまた乱視では正しく見えるはずも
  ない。各自、自分の目にあった眼鏡をかけるべし。それを作っ
  てくれるのがワードマーキング読解。鉛筆一本、恐るべし。

  ワードマーキング読解を通して、頭の使い方を知らなかったり、
  うまく使えなかったりする面が、よりうまく、よりスムーズに、
  磨かれる。進歩する。ステップアップ、レベルアップしていく。

  見えていなかった世界が、ある時、すーっと見えてくる。快感。
  乗れなかった自転車に、いくらかの練習の後、ある瞬間乗れる
  ようになる、その感じに似ているかも。ロケットでも飛行機で
  も自動車でもなく、自転車、程度? の難しさ、易しさ。

  だって、大学に行こうとも思う者であれば、当然に身につけて
  おきたい、おくべき力なのだから。完璧でなくともよし、八割
  を目指そう。その余裕とつつましさが逆に満点への早道。

  ワードマーキング。評論3時間、小説2時間の直接指導、ワンデ
  イコーチ。どちらか一方のみのハーフデイコーチ。マンツーマ
  ンでのミニキャンプだ。SkypeやiChatを使った顔をみながらの
  遠隔対話型学習も導入できる。テレビ会議タイプの指導になる。
  マーキング添削なら通信講座でも十分。会員向けのPodcasting,
  Videopodcastingも実現させれば効果を後押ししてくれるだろう。
  iPod,iTunesが生きてくる。スペシャルCD、スペシャルDVDも使
  える。ビジュアル化されたインパクトある現代文、なんてスタイ
  ルもよい。いろいろなスタイルも使って私がうまくサポートすれ
  ば、許される条件の中で、ぐいぐいと力を伸ばせるはずだ。

  さてさて、要約は小論文の要。ワードマーキングが直接有効だ。

  小論文についても別ブログを立ち上げるか、メールマガジンじゃ
  なくてPodcasting? やっぱり個別指導は強力だしなぁ。

  3種類のメモ(素材メモ、アイデアメモ、段落構成メモ)を使
  いこなしてのメリハリ小論文講座。

  身につけられる世界は広がりや奥行きをもってくる。読んで考
  え、書いて考え、必要な知識を伴って、論理的思考を深め広げ、
  論理的表現力を使って、説得力ある自説を形づくっていく。実
  にやりがいのある学習分野だ。今、そしてこれからの社会が必
  要としている力でもある。

  シンプルなワードマーキングがもたらしてくれるフィールドは、
  輝かしく豊かだ。

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秋09 2006.09.23 読解はシステムだ Simple & Cool!


誰が何のテーマについてどういう考えを書こうが、評論は評論だ。
誰がどこを舞台にどんな人間や事件を描こうが、小説は小説である。

出題者が評論のテストで試したいと狙う力は、論理的読解力。(いわずとしれた、現代人の必須能力。大学においても社会においても、その必要性はより高まっている>>文科省)

対して、小説のテストで狙う力は、文学的読解力。(願うは、理系も含めて、普段から小説に親しんで、他者の人生を疑似的にも共体験・追体験して感受性を高めてくれること…)

出題者は、評論、小説、それぞれの本質を読み取る力をレベル別に得点差ができるような出題(設問設定と正解づくり)で受験生に問う。試験であるからにはスピードも重要。

ただし、採点事務上マークシート方式をとらざるをえないために(皮肉なことに、本来論理とは遠い小説においても)客観的論理的な選択肢の作り方(要素と構造)が必要となり、そこから特有の正解の選び方=解き方も見いだされる。

本文は、評論も小説も二つと同じものはない。しかし、個別には違ってもジャンル内におさまる点を見過ごしてはならない。あくまで、評論は評論、小説は小説。

対して、設問は驚くほど種類が限られ、問われる内容はパターン化されている。
(本文の本質=イイタイコトが絞り込まれるわけで、設問はその確認だから当然のことだ)

本文は同じものはなくとも、前述のごとく、評論は評論、小説は小説。その本質は通底するものがある。観点を変えれば、個別の内容に踏み入った読み方や知識を必要とはせず、共通する本文の本質(要素と構造)の的確な読み取りができれば本文は読めたといえることになる。まさにそれこそが求められ試される力だ。当然ながら、読み方はシンプルなルールでシステム化できる。

設問・選択肢も、その要素(内容)と構造がパターン化されているのであれば、それに対応する解き方を身につければ解けることになる。解き方もシンプルにシステム化できる。

かくして、現代文の読解はシステム化できる、いや、システム化されるべきだ。あなたはシンプルな読みのルール、解きのルール、その判断規準と具体的でシステマティックな利用方法をトレーニングしているだろうか。

やみくもに文章を多く読んで読み方"らしき"ものを経験的に身につけた"つもり"になるのではなく、先に本文の本質から導き出される読み取りルールをシステムとして身につけるべきだ。シンプルでクールに読もう。

また、ひたすら問題を多く解いて"なんとなく"解き方や正解"らしさ"を感じとるのではなく、システム化されたシンプルな解き方(その観点と判断規準)のルールを先に学んでから、その使いこなしにふさわしい質と量の問題をクールに解こう。 (ズバリ、過去問15〜20題ずつかなぁ)

……そのシンプルな読解システムって? (^0^)/ そう<ワードマーキング読解>だね。


[お知らせ] ご愛読のみなさまへ
ワードマーキング読解スターターキットは9月30日までの限定販売となります。悪しからずご了承ください。お求めは右上のLinksから<センター現代文攻略ゼミ>のカートへどうぞ。内容や学習の進め方は、 http://kokugo.cc/ で説明しております。

秋10 2006.09.25 ということは… (現代文読解)

2006.09.25 Mondayということは… (現代文読解)

たしかに文字力や語彙力という知識分野も必要とはいえ、
読解は本文のポイントと選択肢のポイントの比較判断が
適切にできるかどうかが勝負だと分かってもらえたと思
う。その前提としてポイント自体の見抜きも必要。

身につけるべきは見抜きの目と判断の頭。この2つの力。

攻めの学習の目標時点であるクリスマスまであと3ケ月。
学習に頭も気も向いた今の時期であれば、3ケ月という
のは、実力をつけ・伸ばすのに好適な期間だろう。正し
さ、後、速さ。本番では両要素が必須。

見抜きの目と判断の頭をもち、磨け。過去問がベストパ
ートナーだ。

秋11 2006.09.30 長月つごもり 読解・第2フェーズへ


9月最終日を迎えました。予定通り、ワードマーキングスター
ターキットの販売は今日で一旦終了します。10月からは新し
いフェーズで、スターターキット修了者向けの追加問題セッ
トを中心に、直接指導のワンデイコーチ、ハーフデイコーチ、
インターネットを利用したテレビ指導という形になります。
読解力にがっつり磨きをかけていくことにしましょう。

小論文向けのブログや教材は、要約も論述も、そのための助
走部分(秘密?)も、既に知る人ぞ知る状況でメソッドとツー
ルは開発終了済みですが、インターネット上での打ち出しに
ついては、ニーズと時間のバランスなど関連要素を見定めて
かかろうと思います。要望やお問い合わせなどありましたら、
メールお送りください。 master@kokugo.cc @とみなが宛


さてさて、昨日の川崎和男氏の講演を聴講なさった方は読者
の中にいらっしゃいますか。実は、定員170名のところ、私
の整理番号が097だったので、あまりのもったいなさに慌て
て私のブログのうちの二つで緊急告知したのでした。その後
主催者のサイトでも締切の延長が発表され、会場受付でも、
私の番号以降にもかなりの申込者があったのがおおざっぱに
見てとれましたので、新聞記事とともに、何か告知の一助と
なったのであれば嬉しいことだなと思っています。

たいへん中身の濃い講演とプレゼンテーション展開でしたね。
示唆されインスパイヤされた一時間余りでした。氏の作品が
収蔵されこの秋展示される金沢21世紀美術館にも出向いてみ
たい気になりました。複数のアプリケーションの組み合わせ
によるプレゼンテーション展開も、プロジェクタ画面が本来
の半分ほどの(正面二面、左右一面ずつ)規模ということで
したが、氏ならではの素晴らしいビジュアル表現だと感じま
した。パワーポイントに留まっている方は、新たな取り組み
の参考になったことでしょう。使いこなしには論理性ととも
に氏の講演内容にもあったすぐれた感性が必須かとは思いま
すが。

脳みそに気持ちよい刺激をもらってウキウキ気分で会場を後
にしました。

秋12 2006.10.16 解けるということ

2006.10.16 Monday解ける、ということ

<ワードマーキング読解>により、
論理でつめていく。
論理をつめていく。

  マークすべきワードがサンプルと近づいてくる。判断の論理性が高まる。

別の問題についても
論理でつめていく、
論理をつめていく。

  自分のマークとサンプルが同じものに。さらに判断の論理性が高まっていく。

同様なアプローチを十題、十五題と続けていく。

  個人差はあるが、ある時点で論理的な判断の回路が自分の頭の中に培われる。
  頭の働かせ方が分かってくる。判断の規準や判断材料の見抜きの共通視座が
  できていく。そのバリエーションは徐々に広がりと深みをもっていく。

ここまでで75〜85点レベルか。

  さらに続ける。ワードマーキングによるアプローチがある高みに達すると、
  それと意識しなくとも、論理的判断がスムーズにできている自分に気づく。
  正解の匂いがしてくる。いや、正解の選択肢が他より太く大きく浮かび上が
  って見えてくる。冗談ではない、実感だ。

  もうマークの手が、目と頭に遅れをとるようになってくる。望ましい形で、
  マークが減ってくる。しかし、見抜きの鋭さは相当に高いレベルに達する。

  うすらぼんやりした視線の奥で、明晰な頭脳がすさまじいスピードで多くの
  判断をさばきだす。あまりに速く回転するコマやタイヤは、止まっているか
  逆回転しているかのように見えることがある。頭の回転も同様だ。意識せず
  とも自分の頭の中で、確立された論理的判断による絞り込みと選び抜きが行
  われる。いくつものポイントの比較・参照・判断・検証のプロセスが電光石
  火の早業というように頭の中をスパークさせながら繰り返され、コロリン、
  と正解の玉を取り出してくれる。

  プロ棋士は膨大な過去の棋譜の理解と記憶と評価と錬磨により実力を磨く。
  プロ受験者はプロ棋士に通じるところがある。過去問の構造と判断材料の見
  抜きと判断規準の体得、それが同ジャンルの未知の問題への対応力になる。

  見たら答が出てくる。十分すぎる時間の余裕をもって、かつ、満点ゲット。
  おめでとう。クリスマスまでにそこまでくればベスト。若干の余裕でもOK。

  直感にあらず、直観なり。ずばりと本質を見抜く目と頭が、得るべき宝だ。
  マークなしから、フルマークへ、そしてマークなしへ。このプロセスがあな
  たの読解脳を鍛えてくれる。

  <ワードマーキング>、よいよ〜(笑)

秋13 2006.10.25 現代文学習、第一ゴールまで2カ月


受験現代文学習のひとまずのゴールとして設定したクリスマスまであと
二ヶ月となった。

これからの一ヶ月で、正解率を満点狙いでアップさせる。

次の一ヶ月で、正解率はそのままに、読み解くスピードをアップさせる。

これから他教科の学習も大きなヤマ場を迎えるだろう。AO入試や推薦入
試の受験もからめると(周りの友人たちのものも含めた場合)準備と本
番と、そうして合否の判定なども出てきて、マイペースの学習は精神的
にも肉体的にもある程度難しいことになるのは避けられない。

しかし、それはほとんどの受験生に共通する状況だ。違うのは現状の実
力と本番で獲得したい点数だろう。さいわい本番の日程と問題の難易度
はどの受験生にとっても平等。ならば、これから残りの日々、何をどう
トレーニングして力を伸ばすか、がポイントとなる。実力アップを可能
にしてくれるメソッドで充実感をおぼえながら学習を進めてほしいと切
に願う。

そこで早めのクリスマス?プレゼントを下記の同志の皆さんへ。

【ワードマーキング読解スターターキットを今年ご購入の皆さん対象】

 希望する年の過去問の「@とみながのワードマーキング読解」のマー
 キング例を学習の後押しとして無料プレゼントします。

 order@kokugo.cc 宛に、1.お名前(姓名)2.希望する過去問の
 年度と本試験/追試験のどちらなのか、3.評論と小説のどちらなのか、
(念のため、題名も)明記し、「マーキングサンプル希望」というタイ
 トルでメールをお送りください。(ご購入時の住所にお送りします)

 お送りするのは、本文のマーキング例と選択肢のマーキング例のみと
 します。解答・解説は含みません。ルールに則った自分のマーキング
 との比較で、見抜きの目を検証し磨くのにお役立てください。

 締切は11月5日までとします。発送は準備でき次第、可及的速やかに。

 いっしょに合格への道を軽やかに走り抜けましょう。お楽しみはこれ
 からだ。

秋14 2006.10.27 ワードマーキング直接コーチ、受付予告+


10月15日以降分と予告していたコーチ予約受け付けも、既
習の方々の予約の入るままに月末を迎えようとしています。

勝負どころのこの2ケ月で実力アップを願う方々のために、
一呼吸おいて、新しい生徒さん方へのコーチ予約・実施を
行おうと思います。
各地の高校向けに、大学受験小論文の講演に伺っている関
係もあり、お受けできない日や時間帯も多くありますが、
短くも濃密な学びでお役に立ちたいという気持ちがふつふ
つと沸き上がっている現状です。

以前に予告した、「要約力養成キット」の発表・発売も遅
れていて申し訳ありません。生来の凝り性から、発展型と
しての「発想+構成+論述ツール」も構想していました。

これらもまずは直接コーチするところからお役に立ちたい
と考えています。

静謐の中の喧騒、調和の中の混沌、とでも名付けたい環境
ですが、充実のための扉は開きつつあります。

受験生ご本人も、いろいろな場で教えていらっしゃる方も、
希望なさる方に「ユリイカ!」と叫んでいただけるような
場となるよう楽しみつつ精進します。

次のお知らせをお楽しみに。  悠々として急げ。

-------------------------------

<ワードマーキング読解ダイレクトコーチ>受付開始!
 1.現代文・評論編
 2.現代文・小説編   内容は→ココで
 3.小論文・要約    お申し込みは→ココから

(追記:11/28 受付は日程的にここ数日で締め切ります。有り難うございました)

(追記:12/13 受付を再開しました。ほんの一部の日程ですが上記リンクからどうぞ。
        先着順になります。
(追記:12/16 受付を終了しました。有り難うございました)
 
別に、添削コース、リモートコーチコースは展開準備中!

秋15 2006.10.28 現代文 要約力から、小論文 論述力+連携する力へ


【要約力→(知識→智慧)→◎←論述力←構成力←思考力←発想力】
         
情報を知識とし、智慧に高める。ワードマーキングによる資料や
文章の読みをもとに、判断し考えて再構成すれば、何を書くか、
という小論文の素材面の核となる。

どう書くか、という小論文の構成面では、ワードマーキングで培
う読解力を反転応用すれば(要素の見抜き、構成と価値の判断)
論述力となる。加えて、読解力の軸であるワードマーキングの要
約力は、年々出題比率が高まっている課題文型小論文のストレー
トな攻略メソッドとして直接的にも得点源となる。

よき論述のために必要な論理的構成力・構想力の手前には、思考
力・判断力をはさんで、柔軟な発想力が強みとなる点は指摘して
おきたい。この点では私の別ブログ<悠々として急げ>もお役に
立つことだろう。よりよき論理の基底には、よきパートナーとし
ての豊かな感性が必要ということだ。

      *    *    *    *

<今>の<自分>に対する視点は誰しもがもつ。必要となるのは、
<今>の問題状況を生み出した<過去/背景・原因>への視野と、
<今>をよりよい状況へ脱皮させる<将来/打開策>への視野。

また、<自分>を軸とした視点だけではなく、<自分>を包む
<社会>への視点も重要。社会的な大きなテーマは、いったん個
としての自分に関わる事例とからめて論の端緒と展開を考えるべ
し。逆にまた個別具体的な事象が論点となる場合は、半歩さがっ
て社会的なテーマとの関連に着目して論を展開していくべし。
《個別・具体》と《一般・抽象》とを行き来する対比的な把握力・
構想力はかなり重要かつ必要だ。

結果として、求められる力(それを秘めていて伸ばしうるという
可能性)を大学側採点官にアピールできる。合格を勝ち取れる。

      *    *    *    *

具体的には3種類のメモを使いこなしたい。素材メモ、アイデア
メモ(マンダラート)、段落構成メモの3種。ここでも鉛筆一本
が総合的な小論文力を磨き伸ばしてくれることに気づかされる
ことだろう。学習にムダを生まず、どの時間もどの作業も相互
に連携して、つけるべき力を磨いていける。

本番までを充実させて実力を伸ばす準備が整うように、本番が
どんな状況でもしっかりと実力を発揮できるように、頭をクリ
エイティブに使うための、3種のメモのトレーニングを積もう。

いつも800字の答案を書くことはできなくても、それに相当す
る段階別の学習と本番向けの準備が上記のメモ群によって可能
となる。いわゆる山根式袋ファイリングとの併用は効果的。

対象となるテーマや課題が広範にわたっていても、試験直前に
それまでの学習を一覧しなおし頭の中を必要十分に整理して本
番に臨むことが、これらのメモの連携(+秘密のコツ?)で可
能だ。

知るべきことを知り、使うべき頭の使い方を覚え、書くべき力
を磨く。この連鎖で合格する小論文力はつけられる。的を射た
学習(内容と方法)をとれば、さほど難しいことではない。そ
の可能性をアピールできる力でよければ(そしてそれで合格力
になるわけだが)意外なほど短期間でも可能となる。

この点を理解してやるべきことをやるかどうか、とくに小論文
では力に雲泥の差が出てきてしまう。

いくらかの知識も智慧にかえて生かしつつ、文部科学省唱える
「言語力(論理的読解力+思考力+表現力)」を磨いて小論文で
の志望校合格を実現してほしいものだ。

誰しも一般教科の授業や、部活や家庭生活も含めた他者とのコ
ミュニケーション活動の中で、小論文のベースとなる部分はか
なりの程度学習が進んでいるものだ。それを意識せず眠らせる
のではなく、覚醒して生かすメソッドを実行するかどうか、そ
のトレーニングのルールを理解し実行することで大きな成果を
手にすることが実現する。

目覚めよ、そして歩み出せ。手を伸ばせば届くところに希望の
星は輝いている。見えているか。見つけてほしい。そしてその
ための一歩をいま!

これはSkype利用のe-ラーニング+添削アフタフォローコース
で開講予定。

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<ワードマーキング読解ダイレクトコーチ>受付開始!
 1.現代文・評論編
 2.現代文・小説編   内容は→ココで
 3.小論文・要約    お申し込みは→ココから

(追記:11/28 受付は日程的にここ数日で締め切ります。有り難うございました)
 
別に、添削コース、リモートコーチコースは展開準備中!

秋16 2006.10.30 論理、って? [受験現代文と小論文のポイント]


論理って何だろう。言葉遊びシリトリをしてみると…

a.論理=筋道=筋・道

b.筋・道=(細くとも長く)続くもの、(ある点と別の点を)つなぐもの=つながり

c.(現代文や小論文など)言葉(を使った表現上)の論理=言葉のつながり

d.言葉のつながり=言葉の繰り返し・言い換え、and 対比!(裏の裏は表! つながり)

e.言葉の繰り返し・言い換え←同一語、同義語、指示語、一部の接続語が導き示す語句

f.言葉の対比←対義語(反対の意味の語&ペアになる語)、一部の接続語が導き示す語句

g.現代文や小論文(=主張を述べる言語表現)における表現内容の繰り返し・言い換え
    ←(主張=価値判断と見て)プラス評価の表現の流れ、マイナス評価の表現の流れ

h.現代文や小論文(=主張を述べる言語表現)における表現内容の対比
    ←(主張=価値判断とすると)マイナス評価の表現 vs プラス評価の表現
    ←メイン要素 vs サブ要素

i.メイン要素:(省略)

j.サブ要素:(省略)

k.展開、構成、その他もろもろ:(省略)

   *   *   *   *

さてさて、現代文では、何をどう読めばよい?
はたまた、課題文要約は、何をどうすればよい?
そうして、小論文では、何をどう書けばよい? 


→抽象的な話はこれくらいにして(?) 真髄は、具体的に過去問を解いていく
 <ワードマーキング読解・要約>のレクチャーの中で。 Simple & Cool method !

秋17 2006.11.02 ワードマーキング 休まぬ手+さばき続ける頭


<ワードマーキング読解>の実際の作業を見ていただくと、
そのスピード感とメリハリのつけ具合に、まさに目からウ
ロコとばかりに大いに気づくところが生まれてくるようだ。

マーキングサンプルや方法の解説を見る・聴くだけでは伝
わらない個別指導ならではの成果だろう。(できるように
なってからは見る・聴くだけでも十分だし、少し時間をか
けてしっかり聴いてくれれば音声解説でも過不足はない)

予告の予告をした手前、なんとか新しい時間枠のメドをつ
けてからお知らせをしようと思っていると、その端から枠
が埋まってしまう。そうこうしているうちに11月だ。待っ
たなしか。これからの七週間で何人の人に感動を味わって
もらえるか。新しい喜びの波が生まれるかと思うとワクワ
クする。

読めた、解けた、分かった! 乗れなかった自転車に乗れ
るようになった瞬間のような、しばらくすればそれが当た
り前になっていくことの始まりがそこにある。

コロンブスの卵ともいえる読解メソッド、ワードマーキン
グ読解。次に気づきを得るのはあなただろうか。

秋18 2006.11.10 読解の要:要点要旨把握確認シート(サマリーシート)


シンプルな枠が役割別にいくつか並ぶシートが一枚。

ワードマーキングによる(現代文の評論や小論文の課題文)読解
の実力磨きのプロセスで使うと、よりマスターしやすくなるシ
ートだ。

マーキングが要約に直結することが客観的に見て分かる。

自分の手と目と頭を使って(その意味で主観的なアプローチで)
とらえだした語が、別人格である原文の筆者の狙う問題提起や
主張の語とシンクロすることの確認と、その語を軸としたトピ
ックセンテンスが"自ずと"と表現してよいレベルで生成されて
いることの確認と、その両方(その意味で客観的な読解ができ
たこと)が一目瞭然となる。

その瞬間、「分かる」ことの快感が身の内で弾ける。

語が文を成し、段落を構成し、文章となる。そこを貫く語のつ
ながり(繰り返し・言い換え、対比)が目に見える爽快さか。

このシートの利用は、評論の読解であればワードマーキングの
効果を身をもって知るために5〜6題やればあとはなくてよい。
(脳内で無意識に生成されていることもあろうし、眼前のマー
キング済みの本文がシートと同様に見えてくることもあろう)
小論文の課題文要約では8〜10題ほどはやってみるのが効果的
かもしれないが、十分納得いった後は、一行の文字数えとマー
キング密集部分・文の枠囲み作業で的確かつスピーディーな要
約が実現できるとろこまで進めばよい。

課題文型小論文においては、前エントリー記事の3つのメモと
この要点要旨把握確認シート(サマリーシートと名付けよう)、
これら4つのツールで攻略する戦略が有効だ。いざ、快進撃!

  ---  ---  ---

付記すれば、日本語での論理的文章の読み方は、その裏返しと
しての書き方からきている。さらにそのルーツは、というと、
実は英語の論理的文章の書き方からきている。英語の課題文を
課す小論文のサマリー(要約)においてもワードマーキングが
有効であることはいたって自然で当然のことといえる。

秋19 2006.11.24 あとひと月、スピードも磨こうか


ワードマーキング読解、学習は順調ですか。

クリスマスまでの攻めの学習は、これまでの正しさの見極め
から、速さの習得に少しシフトできる状態だとよいですね。
(あせる必要はありませんよ、この学習は手と目の慣れが
 肝心。慣れは期間ではなく回数で確保できますから)

正しさはキープしつつ、速さを手に入れる。具体的には、マ
ーキングの無駄がなくなって必要十分になっていくこと、そ
して、判断の無駄(迷い)が少なくなって選択肢の正解候補
の絞り込みがスムーズにいくこと、さらに最後の決定力が磨
かれ、紛らわしい選択肢の独自表現を見抜き、相互に比較照
合して正解の選択肢を決定していくこと。すべて正しさの延
長にあります。

評論は評論の、小説は小説の、本文のポイント、問われる事
柄、選択肢の構造、判断の規準を、読解の正しさレベルで見
極められるようになったら、その後半期と重なりあうように
して、選択肢相互の共通部分と相違(独自)部分の見抜き、
選択肢と本文該当部分の比較照合、大きな方向性と力の大き
さでのざっくりしたグループ分け→判断と、紛らわしい候補
同士の前述の細かい相違表現の正当性の判断とで、見抜きと
比較照合の目と頭から、無駄に迷う・さまよう時間がカット
されていく中で、判断する読解力が磨かれていき、問題をさ
らに多く解き進む中で、判断のポイント(分かれ目)が自分
の頭の中に醸成されていき、さらに無駄(な作業と時間)が
カットされていき、ポンっ、と速さが手に入ってきます。

あせらず、十分な正しさから、少しだけ無駄を削っていくぞ
という意識(というか思いというか)を(ほんの少しだけ)
もって、作業に磨きをかけましょう。ワードマーキングの手
の動きもそう、解く際の目の動きはせわしくなりつつも判断
は速まってくる、その目と頭の動きもそう。あと三週間もす
れば、あとで言われて気づくくらいに、すーっと正解の選択
肢が太く濃く浮かび上がって見えてくる、みたいな状態にな
ってくるくる。目の前の迷いの霧が晴れて、正解のすっきり
した景色が眼前に広がってくるくる。

さて、そのためにもカッチリとマーキング。手が導く目と頭
の働き、磨いてくださいね。正しく手抜きせずが、速さにつ
ながることを忘れずにね。うまずたゆまずあきらめず、だよ。

秋20 2007.09.05 9月、体育祭で奮闘した後は、受験学習後半期へ。


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秋21 2007.09.10 <ワードマーキング読解>トレーニング、本格の時


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秋22 2007.10.01 現代文の実力を高める月


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秋23 2007.11.24 センター現代文 この一ヶ月でスピード増強を!


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秋24 2007.11.27 センター現代文「評論/速い読み方編」メルマガ発行しました


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