冬01 2005.12.01 目にとまった一言〜宮里藍


12月に入った。今年も残り一ヶ月。身の引き締まる思いだ。決戦の時は
近い。

スポーツはソフトバンクホークスぐらいしか見ない私だが、さまざまな
競技で若手の台頭が著しい。後生畏るべし。新世代のパワー、センス、
感性、知性、随所にうなずかされるものがある。

今日のニュースで、来季の米女子プロゴルフツアー出場権をかけた最終
予選会に出場中の宮里藍選手のコメントを読んだ。宮里選手は30日に行
われた第一ラウンドで6アンダー、66で首位タイの好発進。ちなみに、
第四ラウンド終了時の70位までが最終ラウンドに進出し、上位24人が
来季の出場権を獲得するのだという。

萎縮することなく、果敢に攻めのゴルフを展開できた彼女のコメントに
目が留まった。いわく「チャンスがあるなら、ものにしないといけない。
自分にブレーキをかけてはいけない。油断は禁物。明日はまた一からス
タートします」

「自分にブレーキをかけてはいけない」

もって銘すべし。油断なく、ゆめゆめ準備怠らず、勝負時には自分の力
を信じ、物怖じすることなく日頃錬磨した実力を発揮する。勝つための
いくつものポイントがここに手本のように示されている。受験生のみん
なも、これからが集大成の時。がんばれ!

冬02 2005.12.04 福岡国際マラソンに思う


今日は福岡国際マラソンの日。あと15分ほどでスタートだ。

朝方、少しの風ととともに冷たい雨が降っていたものの、
今はやみ、わずかばかりだが晴れ間も見えるように。

福岡市内中心部から東に西に一巡りするコースどり。歴史
あるこの大会に照準をあてて調整したきた選手たち。健闘
を祈りたい。

スポーツを始めとして、勝負ごと全般において、
本番で力を出すためのトレーニングのスケジュール、追い
込み攻める時期と、疲れをとりつつ調子を整える時との組
み合せが重要となってくるだろう。受験でも同様になる。
センター試験でいえばクリスマスまで追い込もう。攻めよ
う。これまでの学習で醸成した実力アップの素地に、今こ
そ確かな力をぐいぐいとねじこんでいく時だ。少しばかり
オーバーフロー気味でいいだろう。あと3週間の攻めが重
要。ここで、読める・解けるという実感・手ごたえのつか
みたい。見えてきた・つかめた手ごたえは、見逃せば・ぞ
んざいに扱えば消えてしまいそうな火種のようなもの。こ
れをしっかりつかまえて大きな炎に育てていくべし。

本番のわずかな時間に凝縮して実力を発揮するために、し
んどい思いの長い時を準備に費やす。スポーツではタイム
だけではなく、順位も重要となる。しかし幸いなことに順
位を争うというより自分の得点が焦点となるセンター試験
は、正しく努力すれば報われる試験だ。うまず、たゆまず、
あせらず、あわてず、あきらめず、やるべきことを積み重
ねてクリスマスには手ごたえをつかんだ笑顔満面でいてほ
しいものだ。

風邪はひかないように十分気をつけること。今の時期の1
日は春先の一週間にも相当する。体調も崩せば戻すまでに
時間が過ぎる。もちろん先に進むことなど望むべくもない。
これはあまりに痛い。体調維持も実力のうち。うがい手洗
いを軽んずなかれ。夜食も控えめに。睡眠は長くなくとも
ぐっすり深くとれ。無駄な心配をするくらいなら寝る。不
安になるくらいなら一題でもワードマーキング。解かずと
も本文のマーキングなら短時間ですむ。そこから見えてく
るものが必ずあるはず。

やりぬけ! 大丈夫。センターという山は不安がるほど高
い山ではない。ルートを確保すれば、安全かつスピーディ
ーに登って楽しめる山だ。登りきってみると、今までにな
い眺めとともに、今までと違う自分を実感できることだろ
う。登りがいはある山だ。せっかくのチャンス、生かせ!

冬03 2005.12.31 クリスマスを越え、本番まであと3週間


クリスマスまでの攻めの学習期間を越えて、年あらたまる日。

今の気分はどうですか?

理想は「準備万端、明日にでも本番がやってきてほしい」か?
いやいや、人間、なかなかそう理想通りに事が運ぶことはあり
ません。

やり残したことがまだいっぱいあるような気がしていませんか。
まだまだ希望の点数にほど遠いように思える時がありませんか。
体調さえも悪くなっていそうな気がしませんか。
なんだか心配で眠りが浅く疲れやすくなっていませんか。

実は、あなただけではなく、おそらく多くの受験生が同じ気持ち
だろうと思います。あなたの知る身近な成績優秀生もおそらく、ね。

だから、特別心配することはない。心配は無用。行動こそが必要。

これから三週間は、現代文でいえば新しい問題に手をつける必要
はないでしょう。これまでに解いた過去問を解き直すのが一番の
実力磨きだと思います。戻ってきた模試の成績なんて気にする
必要はないから。過去問の出来がより確かな実力のバロメーター。

重要なのは、その過程で、まだ見抜きが甘いポイントに気づくと
すればそれを磨くこと。マーキングによる本文のポイントの見抜
き、選択肢のポイントの見抜き、その比較・照合・検証の正しさ、
大いなるワンパターンで論理的に対処する手法の磨きあげ。さら
にはその過程で無駄に戻ったり停まったりして時間を無駄に使っ
ていないか、もう一人の自分がチェックして、その無駄を意識し
てなくしていくこと。結果として、どの程度の読みのレベルでよ
いのか、どういう選択肢が正解と見えてくるか、その手ごたえを
自分でつかみ、そしてそれをより確かなものにしていくこと。
いったん厳しく追った後であれば、「脱けた読み」「脱力した判
断」でいいんだと気づけていれば最高。それに近ければ十分。

不安や過度の緊張は無用のもの。といっても湧いてきて邪魔をす
る…… そんな時、やるべきことは「ワードマーキング」、かな。
目の前の問題を一つ一つマーキング処理して遠近・プラスマイナ
ス・正否の判断をしていくこと。悩んでいる時間があればマーキ
ング。落ち着かない時間があればマーキング。それで頭がすっき
りしてくるはず。気持ちも落ち着いてきて、学習も進む。こんな
ところにもマーキングの効用が。そう。やってきたかいがあった
ね、とニッコリ。手が心も助けてくれるってこと。人の手をわず
らわせなくても、自分で自分を「手助け」できる。いいでしょ?
不安なんて終わってみれば無用なものだったって分かるはず。
あとで軽く笑いとばすためにも、はい、ワードマーキング!

適度な緊張はある方がいい。風邪や歯痛に陥ることもなくなる。
(これ結構大事)

朝晩冷え込むし、浪人生だと一足先に大学に進んだ友人が正月
で帰ってきて声かけられたり、でなくても世の中なんだか気ぜ
わしくなって、体調も崩しがち。これからは体調の維持管理が
最重要といってもいいかもしれない。ここまでに自分なりに磨
いて身に付けてきた学力を、本番で示せないことほど悔やまれ
ることはない。少なくとも平常の体調で試験会場に向かう朝を
迎えること。これを第一目標にしよう。

その意味からは、そろそろ朝方の生活に切り替えることも。

あわせて勝負鉛筆も用意して、当日来ていくシャツや靴下、靴
も決めて慣らしておこう。(新品でぴしっと出て行きなさいと
お家の方がおっしゃるかもしれないから、今のうちに言ってお
こう。ふだんのまま、いつも通りで行くのが大事なんだって、
って) 

解いたことのある過去問を解くのなら時間もそうかからないは
ず。それからすれば三週間という期間は、クリスマスまでの
攻めの学習をより生かすために、穏やかな調子調整の学習期間
といえるでしょう。どの問題を間違えたかのチェックはしてお
こう。直前一週間はそこを見直し、自分の視点・視線のズレを
修正するためにさらに解き直すから。

そうそう、それから、スターターキットの「本番で満点を取る
人の状態〜ありたき読解状況」のページを読み直そう。そして
自分の読解をチェックし、自分なりに本番でのイメージトレー
ニングもしておこう。

決して狭い穴の奥に自分を閉じこめてしまうことがないように。
センター試験は、十分に力を試してくれる試験だけれど、決し
て難しくて死にそうな高峰じゃないから。正しい装備で正しく
登ればきちんと頂上や頂上近くに行ける山だから。当日朝、ち
ゃんとふもとまで行ってしっかり自分の足(手?)で登れるよ
うに、これからの一日一日を過ごそう。頂上からの眺めはきっ
と素晴らしいよ。笑顔でまたふもとに、そして家に帰ってこよ
う。

寒い本番も明るく始め、明るく締められるように、「成功する、
思うよりうまくやれる、大丈夫!」って毎朝毎晩自分に言い聞
かせて過ごそう。そう、成功するんだから。大丈夫!

また、折々書きます。不安があればメールください。
master@kokugo.cc @とみなが

冬04 2006.01.05 いよいよ今週末


実力発揮の時が目前に迫ってきた。

体調はどう? 風邪は? 疲れのたまり具合・とれ具合は? 
食欲は? 朝型への切替は? 心の落ち着きは?

これからは、コンディションを整えて、本番の朝、ふつう
に家を出発できることを第一目標に過ごそう。

風邪をひいていれば休養と栄養で少しでも軽くなるように。
疲れていれば、入浴やごく短い昼寝で少しでもとるように。
(やれることやったら、最後は気合い。これもホントの話)

会場の様子が分かっていれば、朝、家を出てから会場に着
き、受験が開始されるまでのイメージトレーニングを毎日
しておこう。帰り道、にこやかな笑顔でいるところまで。

朝・晩、声出しをしよう。「僕は・私は、できる・やれる」
と、鏡を前に自分の顔をしっかり見つめ、自分の耳にはっ
きり響きわたるように声出ししておこう。寝る前と起きて
すぐ。「大丈夫、うまくいく」という一言も。自分の意識
に刻みこんでおく。いざという時に助けてくれる。

防寒の準備は大丈夫? 余裕もって会場に着いて待ってお
く間、試験と試験の間、体が冷えてしまわないよう対策を。
寒さで実力が発揮できなかったなんて言わずに済むように。
屋外はもちろん、室内でも足下や椅子から冷えが。温度調
節がしやすいように薄手の服の重ね着、靴下の重ね履き、
使い捨てカイロも多めに。



待ち時間対策も必要かな。

ガムもいい。緊張がほぐれる。チョコやキャラメルなどの
ちょっと甘いものも。飲み物は自動販売機でココアでも。

音楽プレーヤーもいいだろう。途上の乗り物も、待ち時間
の、やたら回りの受験生ができそうに見える空間も、イヤ
ホンをつければ自分だけの空間に。好きな音楽も、落ち着
く音楽、はずみをつけ気合いを高める音楽など、いれてお
けばいい。なければ、ここ数日で用意するさ。(ちなみに
僕のお気に入りは、ジャズピアニスト、キース・ジャレッ
トの「ケルン・コンサート」。前者はパート1、後者がパ
ート2c。だいぶお世話になったものだ。古すぎて参考に
はならないか。よく聴くすきなものが一番いい)



気分はゆっくり日を追うごとに高めていければいうことな
し。

やり残しや苦手分野など、どうしても不安が頭をもたげて
くるだろうけれど、そういう時は使い慣れた単語帳でもよ
し、用語集でもよし、機械的な作業で見慣れたページを眺
め、邪念をクリアに。

落ち着いたら、解き慣れた読解問題を眺めて、解ける!
という感覚(あえて感覚といおう)を、ざっとつかみなお
しておけばよい。

誰しも完璧な準備などできてはいない。欲に限りはないか
ら。どれだけのことにしろ、ここまでやってきたことをそ
のまま認めて自分を誉め、力を余すことなく出そうという
決意を胸に本番当日の朝を迎えよう。

まぶしい朝日に照らされながら、心地よい緊張を保って会
場へ歩みを進める。(交通機関は、土・日ダイヤだよ)
忘れ物なく、若干の時間の余裕をもって到着できれば十分。

さぁ、あとは力を余すところなく出すだけだ。

冬05 2006.01.20 力を存分に発揮する時

いよいよその時がきた。

二日間で、これまで蓄え育てた力を出しきってほしい。

そのためのアドバイスを少々書くことにする。

若干余裕をもって会場に行くと思う。
 当然ながら、会場を間違えないこと。(今年は英語の
 リスニング実施の関連で、会場違いの特例措置はない)

 交通機関は土・日ダイヤになる点も間違えないように。

 受験票や鉛筆類はいうまでもないが、大事なお守りな
 どをもっていくことにしている人は忘れずに。忘れて
 不安感をおぼえたりしては笑い話にもならない。

 会場到着して、まわりの雰囲気にのまれないように。
 見知らぬ受験生の集団などカボチャか饅頭くらいに
 思っておこう。自分は自分。

 待っている間に体を冷え込ませないように。

 どきどきする時は、ガムをかみ、深呼吸をする。小
 声で鼻歌を歌うもよし。わざとあくびをしてみるの
 も意外なほど効果的。

 あったかい太陽の光が自分にふりそそぐイメージや、
 オレンジ色のあったかい光の玉を腹に抱いているイ
 メージを思い浮かべてみるのも、気分が明るくゆる
 やかになってよい。

 逆に同行の友人などがいる場合におしゃべりしすぎ
 て必要な緊張をゆるめほどいてしまわないように。

 済んだばかりの直前の科目答えあわせを友人同士で
 することは厳禁。一日目終了後、その科目の答えあ
 わせも厳禁。済ませた試験科目は、すべて「良い出
 来」と自分に言い聞かせて、翌二日目の科目に頭を
 さっぱり切り替える。

 水分は摂り過ぎない。口の中を湿らせる程度。
 朝食・昼食も食べ過ぎず、食べなさすぎることの
 ないように。

 会場に入っては、椅子に深く腰かけ、背もたれにも
 たれかけ、どっしりと座っておく。

 鉛筆や消しゴムをころがらない位置に整然と置く。

 問題が配られても、透かし見ようなどとせず、お世
 話になった先生方の顔やこれまでの勉強の中のよか
 ったシーンなど思い起こしながらゆったりと過ごす。
 周囲の受験生のことなど見ざる聞かざる気にせず。

 開始の合図と同時に慌てて始めたりせず、逆に、そ
 ういう周囲を一呼吸おいて眺めまわした後おもむろ
 にとりかかる。始めてからはゆるみなくよどみなく、
 読解作業を進める。いつもの姿勢でワードマーキン
 グ作業を始めると、そのスピードと音に周りの受験
 生がびびる場合も。

 決めた順番、決めた時間配分で解く。時間配分は、
 欄外にメモしておく。△△分(間)ではなく、〜○時
 ○分、〜□時□分というように一目で分かる表記で。

 終了の合図が出されるその時まで、あきらめずに判
 断・解答・確認作業を続けること。

 マークシートする欄を間違えないこと。

ここまでの受験生生活お疲れさま。二次試験に向けて
いいスタートとなるよう、ぬかりなく臨んでほしい。

成功を祈る。

冬06 2006.01.22 おつかれさま!


今夜ぐらいはぐっすりと眠って疲れをとってください。

自己採点、二次試験対策の学習と、息抜く間もない日々がつづきますが、
ここまでの頑張りを生かすためにもしっかりやり抜いてください。

昨日・今日、ほんとうにお疲れさまでした。


2006.01.21 Saturdayいよいよだ!

祈りつつ、「気」を送る! 



2006.01.20 Fridayだいじょぶ!

めったに言わない言葉だけど、言わずにはおれんなぁ。

    が・ん・ば・れ !

この期に及んで、僕ができることは祈ることだけだ。

試験の時間中、ひたすら祈ろう。

しっかりやってきてくれ! 

だいじょうぶ、うまくいくさ。お天道さまはちゃんと
見ているはず。

冬07 2006.01.23 二次試験対策〜現代文編


自己採点とともに、志望校・志望学部の選定に余念ない
ところでしょう。

今の時代に、四年後の社会を見通すことは、ほとんど
不可能のように思えます。逆にいえば、どんな新たな
生き方のスタイル(の萌芽)が現れてくるかもしれま
せん。

今のトレンドではなく、自分の内なる声の求める方向性
に歩を進めるのも賢明なルート開拓ではないでしょうか。

生きることは自己表現。薄っぺらな自分らしさではなく、
どっかり腰をすえた上で、軽やかに舞う自己表現を実現
できたらカッコイイですね。

二次試験対策〜現代文編としては、スターターキットを
利用なさった方は、テキストの最終部分にシンプルです
が、記述式問題の明確な着眼点と解法の手順を載せてい
ましたから、熟読してトレーニングしマスターしてくだ
さい。きっと役に立ちますから。

同じ二次対策でも、以前にメルマガでも予告した小論文
対策も、課題文提示型対策の課題文要約法として教材を
出すことにしましょうか。小論文が必要と決まった方は
次のお知らせをお待ちください。近日です。

これからの一日一日が正念場です。自ら橋を架け、渡り
きりましょう。明るい次のステージが待っているはずで
す。

冬08 2006.12.02 ワードマーキングの本当の姿 読みのコツとスピード


最初はメールマガジンに力を注ぎ、このところはブログに力を
向け、加えて小論文についても触れるようにしたこともあって、
情報発信の本拠地であるサイト本体のコンテンツが浅いままに
なっていたことに今さらながら気づかされました。

一番のポイントとなるべきは<ワードマーキング>のマーキン
グ実例の画像ですね。それに関連するシートの画像も。

これまでは<スターターキット>を買わないと全く見る機会が
ないことにしてしまっていました。

前提としては、何を、どうマーキングするか、というルール部
分もありますが、それはキットにまかせるとしても、今のまま
では、普通の印付けの読みとどう違うのか分かりませんね。申
し訳ありませんでした。<スターターキット>を見てもらえれ
ば一目瞭然だからということでちょっと怠慢だったかもしれま
せん。
一番のポイントを見ないまま、言葉でいくら効能を述べられて
もやはり分かりづらいことには変わりはありませんね。もしく
は信用しづらいというか。

この点は、小さく、部分的にぼかし(?)を入れながらでも、ち
ょっと見ていただくようなつくりにしようと思います。

次のシーズンは古文もやりましょうか。小説用のマーキング+
αで古文読解のマーキングになります。文法や古語も根本に立
ち戻った分かりやすいノウハウをお伝えできますし。

ああ、まだ小論文も読解の延長で小出しにしただけですね。古
文よりも小論文の方をきちんと打ち出していく方が喜んでいた
だけるでしょうか。

クリスマスまで三週間ほど。読みの精度が上がることで迷いが
もたらすムダが減っていき、それと引き換えにスピードが上が
っていく、そういうよい流れを引き寄せて自分のものにしてい
ってくださいね。手がしっかりサポートしてくれる実感も高ま
っていることと思います。

評論は、「心(頭)の中で一字一字音読シナイ」ことと「一度に
目に入る文字群の<かたまり感>が少しずつ広がっていく(広
げていく)」こともコツですよ。確かに読めるという実感が、
不安なく実現していってくれる面ですね。

小説は、本文の読みはドライでクールに保ったまま(登場人物
の気持ちに自分の気持ちをシンクロさせようなどと絶対に思っ
たりせずに)マークすべき語をカタログをつくるようにどんど
んマーキングしていくことがコツですね。(そしたら、ほら、
リストとの照合がウマクいく、わけで)

解く方も、正しさを確かにマスターできていったら、少しずつ
スピードアップを意識して演習に臨んでください。答を選んだ
後の点検・確認も徐々にあっさりめにしていくのもコツ。正し
さの確信の度合いがそれを実現してくれます。正しさあっての
速さ。鉄則ですよ。

究極のマスターをしたら、設定の半分の時間でも正解がとれて
しまうでしょうから、そこまでは不要。あまり学習の時間をと
られずに、他教科も含めた総合得点を最大限にもっていくよう
な予定で、クリスマスの頃の自室での演習では、八割の時間で、
十割の得点をゲットできるレベルに磨いていきましょう。これ
から先は、費やした時間当たりの得点アップ見込みなども念頭
におきながらの学習になってくることでしょう。

切に健闘を祈ります!

冬09 2006.12.15 クリスマスに向け、攻めの読解トレーニング


春から始めた人も初夏から始めた人も夏の終わりから始めた人も、
当初の予定通り、クリスマスまでは攻めの学習を貫こう。

攻めの学習とは、ここでは、過去問でまだあたっていない問題を
解くこととしよう。過去問はセンター試験だけではなく、その前
の共通一次試験も対象としてよい。(共通一次前期は問題構成も
時間・点数配分も異なっているのでその点だけは注意のこと。解
くべき問題の数は、自分の力と目標点数で個人個人で異なる。)

この時期は、見抜きの目も判断の頭も相当に仕上がってきている
はず。(まだでもこの10日間を攻めることでつかめるものは大き
いから不安がる必要はないよ。ここまでの学習の積み重ねがあれ
ば、そのとりまとめをすることがステップアップのために必要)
解答時間も短くで済むようになっていればなおさら過去問を積極
的に解いていこう。(逆に模試や創作問題の出来不出来に一喜一
憂しないこと。力のつき具合の判定は過去問が最適)

評論本文の読みと小説本文の読みは、いかに見落としなく、無用
な時間をかけずにポイントを見抜くか。設問・選択肢の解きは、
問一から六への流れの上で、まぎらわしい選択肢同士の同レベル・
同性質の項目をクールに比較・対照し、個別の選択肢の個性を見
抜いて、言い換えの適切さや距離感の見抜きによる正解選択・検
証する動きをいかに的確に行うか。他教科のトレーニングもある
から時間のやりくりが必要だろうが、この時期、毎日続けて過去
問に集中継続して解き上げる中で正解の選択肢の性質が見えてき、
どの程度読む必要がありどの程度読み流してよい幅があるのか、
メリハリをつけた読みの目安が実感できるだろう。この10日間で
さらに見えてくるもの・つかめる手ごたえをを得られることが重
要だ。

解く方でも、評論も小説も、その本文の構成とポイント、設問の
種類、選択肢の構成とポイントがさらに<見えて>くる。解ける
実感が湧いてきて自信の炎が立ち上がり始める。そうして迎える
クリスマス、といきたいものだ。



クリスマス以降は守りの学習。これまでに解いた過去問を解き直
そう。穴を埋めていく。見えるべきで見えていなかった穴、判断
できるべきで判断しそこなった穴、スムーズに解けるべきで無用
に手間がかかってしまった穴、それらを見抜く目と判断する頭を
調整していこう。見抜きの精度を高めることで、無用な迷いを意
識して減らしていき、スピードアップを図ろう。必要以上の確認
やそれに伴う読み直しも削るべし(もちろん必要な確認や読み直
しはこの限りにあらず。この点の判断は今の集中した過去問演習
で体得すべし。)チリも積もれば山となる。チリは溜めなければ
いつもすっきり。あちらこちらでの少しずつの切り詰めがスピー
ディーさを生み、そこから生まれるシンプルな動きが正確さも高
めてくれて一石二鳥。

本番で頭が真っ白だったり体調や心境が平常通りではなくても
満点を獲れる力の磨き込み。あと5分あったら、と悔やまなくて
済むだけの磨き上げ。その中で、自分の勝負鉛筆もでき上がって
くることだろう。よく読み解けた時のマーキングの鉛筆は何より
の本番のお守りだ。

マーキングがスピーディーにスムーズにできるよう、そしてそこ
からポイントがすっきりと見えてくるよう、実際の姿勢も重要。
近視眼的に陥らないように、姿勢を正しくし問題用紙と適切な距
離感を保つことが、広めの視野を確保してくれ、その結果として
ポイントの見抜きそのものも適切にしてくれるし、落ち着きのも
ととなって焦りも防いでくれる。

左手の支え、右手の軽やかな動き。これが、複数ページにまたが
る本文の、一貫する論旨を的確におさえて問題を解き進み得点を
順次手に入れていく原動力だ。ゆめゆめ侮ることなかれ。その意
味では、両足の適切なふんばりも適度な緊張感を保ち、読解脳の
クリアさを作り出してくれる。あとは、解き始める前に、軽く微
笑むクセをつけておけば万全だろう。よい習慣を自分自身につけ
ることがよい結果を生み出す力となる。これがあるとなしでは、
大違いだ。

練習は本番のように、本番は練習のように、とは言い古された言
葉だが金言だ。普段の学習の場や雰囲気、周囲の顔ぶれや心境・
体調とは異なる本番の状況を想定し、判断力半分でも得点を稼ぎ
出せるようにトレーニングすべし。方法論はワードマーキングが
ある。あとは使いこなしの精度アップあるのみ。

残すは、正しく、かつ、速くの完成へ、静かに進む道だ。

よいクリスマスは、よい正月につながり、よい正月は、よい本番
につながる。ホットな意欲とクールな頭で本番までのもう少しの
道のりを確かに歩もう。ワードマーキングのご加護を!

冬10 2006.12.18 ワードマーキングの構想の原点、そしてマンダラート

2006.12.18 Mondayワードマーキングの構想の原点、そしてマンダラート

ワードマーキング読解のメソッド構築の原点にあるのが、
講談社学術文庫澤田昭夫氏の労作「論文の書き方」「論文
のレトリック」の二冊だ。書棚の整理をしていて久々に手
にとった。実に懐かしい。

その奥付を見ると、前者が昭和52年6月10日第1刷で、私の
購入したものが昭和63年(1988年)7月15日第23刷のもの。
同様に後者が昭和58年6月10日第1刷で私の購入分が昭和63
年3月30日のものだ。18年以上前になる。

昭和60年(1985年)9月からひょんなきっかけで始めた国
語の指導だったが、小・中学生対象の塾から、翌年には大
学受験の予備校にも教えにいくようになり、共通一次試験
の読解法を模索した中で巡り合った本だった。

もとから読める者の読み方をそのまま押し付けたのでは、
読めない者のできる読み方にはならない。なにか共有でき
る具体的で本質を突いた方法論を見いださなければという
状況の中で、文章の本来の性質・狙いから生まれる書き方
を逆転させれば本質を突いた読み方が見いだせるのではな
いか、という発想から探しに探したことだった。

当時も、そして今も、ここまで明確・明晰に論文の本質を
解析し方法論を組み立てた著作はなかったように思える。
クールな文体の中に、深みのある洞察と、濃密で具体的な
ノウハウが盛り込まれ、加えて旺盛な伝授の意欲を感じた。

凝縮された解析と短いフレーズで表されたノウハウを基に、
従来からのマーク付けという手法を組み合せ、さらに単語
単位に昇華させてワードマーキングという形に発展させた。

書き方の逆発想としての読み方を、その後2〜3年のブラッ
シュアップを経て完成させることになる。読めてくる、見
えてくる、その気づきの連続にその後の数年間もワクワク
しながら自分で読み、解き、その後指導しつづけた。

(同じスタンスで小説の読解にも取り組み、その後完成さ
 せた)

ほどなく小論文も指導するようになったが、先祖返りとい
うべきか、何をどう書くべきかというのは自家薬籠中のも
のといえたのは言うまでもない。(同書は本格論文の書き
方であったために、受験小論文とは異なる部分もあったが
大いに参考になった)

読むことと、書くこと。その表裏一体の関係がワードマー
キングの原点にある。現代文も小論文も、要約も読解説明
問題も、読み解けるのは当然といえば当然のことだ。

小論文といえば、私のツールはこれまでに述べた3種のメモ。

小論文の3種のメモのうちの、アイデアメモであるマンダラ
ートは創案者の今泉浩晃氏の著作が現在は入手しづらいよ
うだ。(ごく最近、別の方の著作は出版されていたが)今
泉氏の深い洞察と思索から生まれたマンダラートの真髄に
触れられるのは、今なら氏のサイトやメールマガジンが主
となるようだ。ぜひ読んでみて実際にやってみてほしいも
のだ。ちなみに、手許にある今泉氏の著作は以下の通り。
いくつかはアマゾンから中古本で購入できるようだ。ご参
考まで。

「創造性を高めるメモ学入門」日本実業出版社 昭和62年9月初版
「超メモ学入門マンダラートの技法」日本実業出版社 1988年11月初版
「生き方をデザインする」実務教育出版 1988年12月初版
   同 文庫判    サンマーク文庫 1993年
「時間をデザインする」実務教育出版 1992年4月初版
「頭の使い方が問題なんだ」サンマーク出版 1994年5月初版
以上、敬意を表しつつご紹介する次第である。 感謝。

冬11 2006.12.22 受験で不安な夜は、ワードマーキングが鎮静剤

2006.12.22 Friday受験で不安な夜は、ワードマーキングが鎮静剤

受験本番を前に、これまでを思い、これからを思って、腕組みして
深いため息でもつきたくなった時は、誰しもマイナスの思いが次々
と頭をもたげてくるもの。その陥穽(かんせい=落とし穴)にはま
ってはなかなか脱(ぬ)け出せない。焦りも不安も、さながら蟻地獄。

そんな時は、多くの人が何も手につかなかったりする。なにしろ蟻
地獄。じたばたすればはまりこむ。

さてさて、ワードマーカーである我々は、だからこそひたすら手を
動かしてワードマーキング。いつもの手の動きが目をひっぱり、た
ちまち頭も読解の世界へ誘って(いざなって)くれる。マーキング
が捗る(はかどる)につれマイナスの思いは払拭(ふっしょく)さ
れ、クリアでロジカルな判断の世界に遊んでいることに気づく。

解けなければ苦行、解ければ快感。ゼロへ、そしてプラスの世界へ。

一題、また一題。手が、目が、頭が高速モーターのように動きだす。
快感は広がる。ドーパミン全速放射かな。
本文のワードマーキング、選択肢のワードマーキングに集中は不要。
だからこそ、いつでもどんな状況でも実行できる。鼻歌まじりでも、
雑談しながらでも、まわりが騒がしくてもできるのがワードマーキ
ングのすごいところ。(えっ? 僕だけ? んなことないナイ)

 ダカラ、本番デモ使エル。実ニ効果的。

絞った選択肢同士から正解を決定するときのみ瞬時の集中。クール
に研ぎ澄ました(とぎすました)判断を下す瞬間。これまでに培っ
た(つちかった)力を発揮する時。

 ダカラ疲レズニ、スムーズニ戦エル。緩急(カンキュウ)&パンチ。

大胆さと繊細さ(せんさいさ)の交錯(こうさく)の中、読み解き
が進む。寒さもいつしか気にならなくなる。

目はハチドリかなにかのように左右・上下・ジグザグに素早く目ま
ぐるしくホットに動く。頭は狙撃手(スナイパー?!)のようにター
ゲットを狙い定めてクールに一発で打ち抜く。粛然(しゅくぜん)と
して次の設問へ。

(なんの話だ…)

手が導く目と頭の動き、心の働き。ワードマーキングの第二の効用。

受験だからといって、必要以上に不安がること勿れ(なかれ)。まだ
見ぬ輝かしい世界へ、畏れ(おそれ〜畏怖・畏敬の念)は抱きつつ
も、自信をもってことにあたるべし。

自信は、努力の積み重ねの結果として手に入れられるものではない。

自信は、まず先にとにかく持ってみるもの。「俺は/私はやれる!」

中身は後からついてくる。朝の洗顔、夕方の風呂上がり、夜寝る前
の歯磨き時に、鏡を前につぶやいてみるさ。「俺はやれる/私はやれ
る! だいじょうぶ!」って。

笑う門には福来たる。つぶやく者は自信授かる(さずかる)。心の
中でもごもご言うのではダメ。微笑みながら声に出し、自分の耳に
届き響くようにつぶやくのがよい。

それでも不安感や焦燥感(しょうそうかん)は頭をもたげがち。要
はいかにそれを最短の時間で終わらせ、すぐさま有用な学習行動に
自分を入らせることができるかどうかが、これからの時期に意味が
ある。だから手と鉛筆を使う。

悩んだら文字として書き留めよ、メモせよ。取るに足らないことと
気づくか、解決策が思い浮かぶ。不安になったり焦ったら手を動か
(しワードマーキング)せよ。気持ちが落ち着き、学習も捗る。

今日の一日は、夏の一週間にもあたるかも。春のひと月にあたるや
も。まだまだできることはある。これからの時期こそ真の力を磨く
とき。仕上げをすることで、これまでのトレーニングが意味をもっ
て輝き出し働きだす。風邪ひくな、ノロウイルスには気をつけろ、
特別なことはするな、今までの延長線上に光はある。

クリスマスを前に、爺や(じいや)の繰り言(くりごと)繰り言…
うがいをしては「やれる!」鏡を見ては「だいじょうぶ!」 あら、
自信のあったかい玉が腹にすわってきた、ほんとホント。ではでは…

冬12 2006.12.23 評論の傍線部内容説明問題も、小説の心情説明問題も


どちらを解く場合も、「説明」って「言い換え」ってことだったよね。

評論ならばぴったりイコールの語や語句、小説ならば他の選択肢より
も本文に近い語や語句、それが正解の選択肢のコア(核)だよ。

評論なら同じだっていえる選択肢、小説なら他より近いっていえる選
択肢、それが正解ってこと。

評論の傍線部は直接・間接どちらにしても、その意味段落の要点だね。
要点はイイタイコトのまとめ。その核は、「また出た語」を軸として、
プラス評価や強い文末などでがっちり武装されて目の前に見えるはず。
本文からゲットして、選択肢の中に発見せよ。解く目は言い換え度さ。
小説の傍線部は、その場面の中心の心情(気持ちの動き)。言葉で説
明しては伝わらないはずの心の揺れ動きを、あえて言葉におきかえて
伝えようとした工夫の結晶を、クールで論理的にすくいとり選択肢の
中に発見しよう。その結晶とぴったり同じであることは少ないけれど、
どれだけ近いか離れているか、距離感=言い換え度の見定めが解く目
の要。

評論の正解の選択肢は、核となる「また出た語」を、
(1)他の選択肢より多く含み、かつ、
(2)本文と同方向、同レベル(の強さ)で正しく使っているものだ。
きっちり見抜こう。

小説の正解の選択肢は、本文カタログの中の心情や性格の[明・暗]
で選択肢リストにざっくり絞りをかけた後、カタログ傍線部とリスト
選択肢の核表現の[遠・近]の距離の見定めでとらえよう。心情を抱
く主語が同じ、その対象も同じであることも確認しよう←ポイント!

さて、メリハリつけた読解で、本文と選択肢の密着度=言い換え度を
バッチリ見抜こう。リラックスときどきコンセントレーションだよ。

駆け足・早口だけど、すっきり読解のためのひと足早いプレゼント。

メリー クリスマス! 読解のハッピー気分が心に宿りますように @読解サンタより♪

冬13 2006.12.26 クリスマスを越えて センター現代文

2006.12.26 Tuesdayクリスマスを越えて センター現代文

一つの達成点としてのクリスマスを越え、直前期を迎えた。

少数かもしれないが、仕上げが非常にうまくいっている場合は、
スピードの磨き上げをさらに意識して過去問の解き直しをしよ
う。

本文の読みは、行頭と行末のダイナミックな視線移動と、それ
に伴い、一度に文字群が視野に入ってきても中心となる語やそ
のプラスマイナス評価がつかめていることを確認しよう。

設問の解きは、ここにおいてはじめて、設問・選択肢を先に見
るということを試してみてよいだろう。本文の読みの正しさと
速さを身につけた段階だからこそ、この解法手順が生きてくる。

論理的に作られた選択肢の構造と中心語の把握、そして選択肢
同士の比較による絞り込みができるようになっているのに気づ
くことも多いだろう。(個人差はあって当然だが) 
そこから本文傍線部に戻り、必要なヒントからの前後の読み戻
り・つかみなおしで正しく速く解ける点を確認してほしい。
(もちろん本番はオーソドックスに本文一読後に設問・選択肢
を順に解いていくという解法で十分だ。一瞥(いちべつ)して
中心語が見抜ける目ができていれば緻密(ちみつ)さは必要なく、
大局的な読み解きが威力を発揮することが体感できればよい)
読み解き作業の中の省いてよい面に気づくこともあるだろう。
どうぞ生かしてほしい。

次に、まだ速さが不足しているという場合。これからの既習の
過去問解き直しの作業の際に、本文の読みで時間がかかってい
るのか、選択肢の解きに時間がかかっているのか確認しよう。
目や頭がさまよう時間の余裕は多くはない。念のためにいえば
ワードマーキングでやっている場合ならば、読み:解きは、比
率として、評論では1:1あるいは2:3が標準、小説では1:2あ
るいは2:3あたりが標準的といえる。読みのメリハリ、解きの
根拠指摘と決断に許される余裕以上の迷いに気づき、意識して
削っていこう。漠然とした不安感から悪い意味で念を入れすぎ
ることが時間のロスを生む。必要十分なトレーニングと自信が、
よい意味の思いきりを生む。この一週間で力を伸ばそう。

そして、まだまだ正確さが不足しているという場合。本文のポ
イントのつかみ、選択肢のポイントのつかみを確かなものにし
よう。速さというより焦りという意味で、正しさが損なわれる
ようではもったいない。場合によっては八割狙いに照準をあて
なおして、無理なく、漏れなく、とるべき問題は正解するとい
う発想も必要かもしれない。解きよりも読み、上記のポイント
のつかみなおし優先でチェックすることで、解きの精度も結果
としてあがってくるはずだ。ここ十日間で正しいつかみの精度
をあげよう。

見抜きの目と判断の頭の必要を力説してきたが、この時点で重
要になってくるのが思いきりの心だろう。許される時間の中で
受験科目相互に補完しあいながら、結果として全体で望む点数
を得るということも頭におきながら、この一週間、十日を学習
に向けてほしい。この期間に整理できる力の効用は大きい。し
っかり!

冬14 2006.12.28 読解問題を解く際の 選択肢の見方、傍線部の扱い方


問題を解く時に選択肢をどう見ているだろうか。

1の選択肢を全部読み、次に2、さらに3、そして4、最後に5まで
全部を順番通りに読んで(頭に入れて?)やおら、どれが正解か
考え出す。本文の傍線部をなんとなく見て、その前後をなんとな
くながめて、だいたい分かったような気分で選択肢と比較してみる
(ナンテ、ヌルイヤリカタをイツモイツモやったりしてイナイカ?)

とるべき選択肢の見方に先立って、傍線部説明問題の傍線部のと
らえ方から触れることにしよう。

傍線部説明問題は、解く際に、傍線部を含む<一文(。の次の語
から。まで>を読み直し、ヒントをつかむ。一文といっていても
傍線部しか読まないヤツがいる。ダメ。自ら解けなくしている。
いまさら言われなくても分かっているなどといわず、愚直なほど
に<一文>読み直しに徹すること。

傍線は一種の目くらまし。力の不足する受験生は傍線問題は傍線
内だけしか読まない。できるヤツは一文を読み、同一文中の傍線
部以外から<接続語>や<指示語>、<また出た中心語>をヒン
トとしてつかみだす。
何のヒントか。説明とは、すっかり分かりやすく言い換えてしま
うこと。傍線部に含まれる分かりづらい、あるいは複数の意味に
とれる語句を、誰にも分かりやすく、一つの意味に定めきる作業
だ。その説明問題を解いた結果として、傍線部は、誰もが共通理
解できる一つの内容に固定される。ヒントが、傍線部から論理的
に示されるどの箇所を読み何をつかめばよいか教えてくれる。解
くためには当然そこに読み戻り読み進む。(ワードマーキング処
理済みであれば、解く前処理としての本文のポイントの浮かび上
がらせマークが済んでいる) 説明に使える語や語句(=正解の
選択肢の要素となる語や語句)を捉え出してこれる。プラス、マ
イナス、プラマイゼロなどの評価も大いに役に立つ。正解の選択
肢が、他とちがって太く濃く見えてくる。迷いなく選ぶ。軽く確
認をする。

手間もエネルギーもかけすぎない。しかし、手間省き、手抜きは
しない。好い加減の集中力は途切らさない。

ガチガチな固い頭ではなく、あっ、言い換えだ、と素直にとらえ
きれるだけの柔らかい頭が必要だ。あっ、本文で筆者はこの語を
プラスに評価している、あれ、この選択肢はプラマイゼロの評価
だぞ(あるいはその逆のケースも)、キズだ、間違いだ、と柔軟
かつ果敢に手早く見きって判断できる頭が大切だ。それこそ論理
的読解力そのものなのだから。

いわゆる読解力がついていれば五択が二択にはすぐしぼれるはず。
肝心なのは、紛らわしい二択の中から、唯一の正解の選択肢を確
信をもって選びきること。そのためにヒントとなる表現をとらえ、
それに導かれて捉えるべき根拠の語や語句をつかみ、そうして、
選択肢のポイントの語や語句と比較対照をする。感覚や雰囲気で
はなく、ぎりぎりと音をたててねじって汗が脳みそから染み出し
てくるような判断、ゆらぎの中の距離の判断を積み重ねて進んで
いく。

前提としての選択肢の見方としては、冒頭に書いたまずいやり方
は避ける。選択肢の論理構造をまず見抜くこと。選択肢の冒頭、
選択肢の文末、選択肢の途中の読点の前、読点の後。それらから
五択の選択肢の共通構造をまず見抜き、それから逆にそれ以外の
部分から個々の選択肢の内容(その選択肢独自の個性となる語や
語句)を見抜く。内容いきなりでは把握が弱い。構造も見抜くべ
きだ。構造、のち、内容。これがベスト。ワードマーカーなら、
当然ここで選択肢マーキング。そうすると、事前処理としてつけ
ていた本文マーキングがあるからそれが生きてきて、傍線同一文
から(同一意味段落内の)前(や後)のヒント部分を読んだ際の、
手がかりの語や語句がもうそこに見つけてほしいと目立って浮き
出しているのが目にとびこんできて見えるはずだ。フーッ。

評論であれば、問一の漢字書き取りもヒントだ。見過ごしがちな
箇所にスポットライトを当てて見せるための設問設定といえる場
合も少なくない。

評論の問ニから問五までは、傍線部を含む意味段落の要点把握確
認という視点で臨む。近視眼的な見方に陥らず、大局的な見方が
でき、正解がつかみやすくなる。

評論の問六の内容合致不合致問題は、問五までの正解の選択肢を
ヒントに、選択肢を二つないし三つのグループに分け、切り捨て
てよいグループは見切り、生き残ったグループから、グループ内
の二択ないし三択問題として取り組むとよい。正しさと速さがキ
ープできる。

小説の場合は、場面ごとの心情(気持ちの揺れ動き)把握が主だ
から、逆に前の別の場面の心情をひきずって傍線部の場面の解答
選びをしないこと。そのためにも当然ながら場面分けのマークは
必須となる。(以下、長くなりすぎたので略)

これらに留意して満点をゲットしてほしい。

本番は、頭(判断力)の働きも、普段の半分程度かもしれない。
(寒いし、ふだんと違う場所だし、体調もベストではなかったり
するし、隣もできそうなヤツに見えてくるし、なんたって勝負の
本番と思えば緊張もプレッシャーもハンパじゃないし…)しかし、
それでも満点をゲットできるような態勢づくりは可能だ。(私の
場合はそれがワードマーキングというメソッドというわけだが)

これからの三週間、他教科も考え、心理状態も考え、体の見えな
い疲れの蓄積も考えれば、さほどたくさんの過去問の解き直しは
できないかもしれない。いや、だからこそ、以前に解いた問題の
(とくに間違った設問の)解き直しを、上記の注意点を念頭に、
手早くテイネイにやって、自分の正解判断力を曇りなく澄んだも
のに磨きあげて本番を迎えてほしい。ワードマーキングでなくと
も、これまでにやってきた方法を貫いていこう。信じることも大
切さ。

これからの三週間、守りといっても積極的な守り固めの姿勢が重
要だ。ぐだぐだと不安がっている時間はただもったいないだけ。
しっかり補強ポイントを固めてくれ。

体調管理にも気を配ること。気を張っていれば、少々のことでは
風邪ひいたり腹をこわしたりすることはない。(歯痛はそうもい
かないが、それは鎮痛剤で)暴飲暴食は当然慎む。夜型から朝型
への転換も当然すませる。さぁて、あとは勝負鉛筆でも用意して
よき緊張のもと本番を迎えよう。

正月へのカウントダウンではなく、本番へのカウントダウン。

切に成功を祈る。

冬15 2007.01.01 現代文読解:3weeks-evolution 2007


Chance→(C+T=G)→Change
 ※C+T=G Clever+Tough=Get Good Condition

Change→(+lle)→Challenge
※lle=logical reading & logical decision & evolution

チャンスを機に、自分自身を賢く強靱に変革して、論理的読解力と
論理的判断力を手にし進化を得て、新たな門出となる入試に挑もう。

ChanceがChangeに、Changeを経てChallenge! 3週間でさらなる
進化を!

緻密(ちみつ)で精緻(せいち)な読解練習を経て、大局観へ。
Smooth , Speedy , Successful Reading. 3S Reading!

最近の過去問3年分ほどを、設問・選択肢の構造を把握し、比較すべ
きポイント箇所を複数つかんで、本文・傍線部に戻り、傍線部同一
文中のヒントとなる接続語・指示語・中心語・評価を示す語等から、
前後5行〜同一意味段落内で正解の根拠をおさえて、選択肢に戻り、
選択肢相互に眺めなおして大きく絞りをかけ、後、残ったまぎらわ
しい選択肢相互の個性となる表現を、相互かつ本文のヒントとの比
較と検証で唯一の正解を選びとっていく。

チェックすべきは、それぞれの把握作業の的確さと無駄の少なさ、
さらに中間ならびに最終の判断の自信の強さ。つかみなじむべきは
正解の選択肢の性質(あえて感覚的にいえば、正解のにおい)。

過去三年分を一通り解き終えたら、間違えた問題をもう一通り解き
なおそう。そうして後、さらに減った間違え問題をもう一通り解き
なおす。二回目、三回目はあまり時間がかからないだろう。しかし
この効果が抜群。自分の間違えパターン(着眼点、判断の見切り)
がみえてくれば、本番でそれを避けることができる。これまでの学
習でつけてきた地力に、プラスαする穴埋めが、とるべき点数を確
保する学習の仕上げになるわけだ。もう一息、仕上げを怠るな。

※ワードマーカーは、ポイントがワードマーキングで客観的に一目
 瞭然となっていて分かりやすい状態だと思う。あえて意識せずと
 も普段通りの読みのマーキングができている状態で、かつ、選択
 肢の絞り込みと、その中での正解の選び抜きの精度も十分になっ
 てきていれば、マーキング作業を次第により軽めにしていき、か
 つ、そのサポートを得て行なう判断の精度アップに力とエネルギ
 ーと時間をまわせば、さらにスムーズでスピーディーで確信をも
 った受験ができることになる。もう一息!

※ワードマーカーでない場合も、マーキング作業以外の解法のプロ
 セスは同じ。これまでの自分の読解法による着眼、比較、判断の
 精度を高めてほしい。

 2007年がよりよい年になりますように。切に祈る。

冬16 2007.01.17 落ち着くための呼吸法とイメージ

落ち着くための呼吸法とイメージ お試しあれ 2007.01.17 Wednesday

鼻から4秒間吸い、4秒間止める。口から8秒間かけて吐き出してしまう。
4秒間とめる。また吸い、止めて、吐く、を繰り返す。

吸う時は鼻から、吐くときは口から。

吸う時は、脇腹からへその後ろまでに空気を取り込むようなイメージで。
肩が上がらないように。腹が空気で満タンになる気分で。

吐く時は、8秒間の途中で途切れないように、へその力で息の流れを支え
ながら8秒後には空気のタンクがすっかり空っぽになるようなイメージで。

3〜4セット繰り返し、後はふつうに呼吸しよう。試験会場の開場前の待ち
時間の立ったままの状態でもよし、受験の席に座った状態でもよし。

あとはお腹に両手をあてて、お腹の中にあったかい命の玉がふんわりと
浮かんでいるようなイメージで、お腹があったかい、右手の指先まであっ
たかい、左手も指先まであったかい、とつぶやいてみる。

(もしか、肩があがってたらぎゅっと力を入れてすぐふっと抜いて肩を
 さげておこう。歯もかみしめてたらあくびをしてみよう。待ち時間は
 ガムを忘れずにかんでるとは思うけど)

お腹も手指の先もあったかくなったら、膝や足の指先もあったかい玉が
もこもことたどりついてあったかさを広げてくれるようにイメージしよう。

全身適度に脱力できたら、そのほぐれた体が、ほぐれた頭とやさしい心を
導き出してくれるよ。(去年のこの時期の記事も読み直してみるといいか
も)

もうすぐ本番だね。持っていくものも着ていくものも普段つかっている
ものを忘れずに。(新品は何もいらないよ。お母さんにもそう言っておこ)
少しの時間の余裕をもって、ふだんに近い体調で会場に向かえるように
準備をし、当日の時間の流れのイメージトレーニングもしておこう。

当日、穏やかで晴れた日になるといいね。ではでは。

冬17 2007.01.19 ペースを乱さず乱されず センター試験本番!

ペースを乱さず乱されず センター試験本番! 2007.01.19 Friday

いよいよ実力発揮の時!

これまでを思い、これからを想い、本番に臨んでほしい。

あとは忘れ物なく遅れず確かに試験会場に着くように。

ふっと不安がよぎったり、一瞬あせりに似た気持ちが起こったり、
今夜の寝つきが悪いこともあるかもしれない。

でもそれはほとんどの受験生が同じように味わう感覚だ。つかの間の
心のゆらぎをつかの間で終わらせて、気持ち・気分の切り替えをうま
くやろう。前の記事に書いたツボの刺激や呼吸法で大丈夫。

寝る前に、少しのホットミルクはカルシウムの効果もあり安らかな眠
りに誘ってくれることだろう。飲みすぎて夜中にトイレに起きること
がない程度にどうぞ。

朝、気分よく家を出たいもの。前夜に家族に言っておこう。いつもど
おりに普通に送り出してね、って。お母さん、舞い上がっちゃって、
「勝つようにトンカツにしたよ」っていわれても困るし、緊張させま
いと気づかって妙な空気がただようのも避けたいし、ましてや激励さ
れちゃったりすると、変に緊張増してくるかもしれないから。適度な
緊張は必要だけどね。いつもどおり、いつもどおり。ふだん学校に通
う時と同じものを食べ、同じあいさつで家を出よう。いってくるね、
の笑顔は忘れずに。家の人も緊張してるはずだから。

会場には少し早めに着くだろう。他の受験生が自分よりできそうに見
えても気のせいだと思っていい。まわりはカボチャさ。だいじょうぶ、
他からは自分もカボチャだと思われてるからおあいこおあいこ。

友だちとしゃべり過ぎてテンションを乱さないように。上げすぎも避
けたい。iPodで独り音楽を聴くというのでもよかろうし、好きな歌を
小さな声で口ずさむのもいい。これまでの受験勉強を支えてくれた歌
ならなおいいだろう。携帯メールはやめとこう。もらったガンバレメ
ールをこっそり見返すのは◎。

ちょっと離れたところに移動して、携帯でこのブログを読むのもいい
かもしれない。うまく力を出せるよう気をこめておくから。

幸い寒さは例年とは大違いで、早めにいっても寒さが影響することは
ないだろうけれど、待ち疲れしないよう、寒さに調子を乱されないよ
う気をつけて。見渡せる範囲を少し歩くのも脳を目覚めさせるのによ
いだろう。ガムやあめ玉(言い方古い?)も心やすらがせてくれる。

大切なのは、それぞれの試験が終わった時に知りあい同士で答合わせ
をしないこと。済んだ科目の出来はどうあれ、一言も話題にもせず、
すっと気持ちを切り替えて適度な緊張感とクールさで次の試験に臨む。

一日目が終わっても、そして翌朝新聞に解答が乗っていても見る必要
は一切なし。二日目の最終科目を終えてからいくらでも話題にすれば
よし。この時大切なことは二日目の科目で実力を出せることだけ。過
ぎたことと気分を切り替えよう。

帰りの電車(バス?)の中でも試験のことは考えず頭をリフレッシュ。
家に帰ってもふだん通りふだん通り。少し長めに風呂に入って疲れを
いやそう。思いがけず疲れていたりするもの。ほぐせほぐせ。肝心な
のは一日一日一つ一つの科目でもてる力をきっちりと発揮することだ。
また軽くツボ刺激でもして好きな曲でも聴いて眠ろう。

一喜一憂せず、できるだけ淡々と過ごすことがベストな二日間だ。

健闘を切に祈る。「やめ!」の号令がかかる瞬間まで Do your best!

だいじょぶ、うまくいくさぁ。願ってるよ。ほら、笑顔つくって、
自分でも「だいじょぶ!」っていってごらん。いけるでしょ(^0^)/

冬18 2007.01.21 現代文と小論文、次のステージへ


二日間お疲れさまでした。一晩ゆっくり疲れをほぐして下さい。

 *  *  *  *

さて、センターが終了すれば自己採点、そして二次出願という
ことで、はりつめた空気に身を包まれていくことだろう。気持
ちのギヤチェンジをして、さらにもう一歩前へ。春をたぐり寄
せよう。


@とみながのサイトもブログも、<ワードマーキング読解>を
すすめるにあたって、基本としてセンター試験を対象にしてき
たが、対象を広げることにしよう。

記述式の現代文解法については、<ワードマーキング読解〜ス
ターターキット>に重要な着眼点や必要な解法手順を書き記し
てきた。

小論文についても、<ワードマーキング>による「要約」や、
「発想・着想のためのアイデアメモ」、「構成・論述のための
段落構成(アウトライン)メモ」、そしてそれらの前提となる
(身の回りの情報を自らの知識とし智慧に発展させる)「素材
メモ」などについて触れてきた。

センター試験が終了したこれからの期間は、これらについて記
事を書き加えていこうと思う。

必要に応じて参考にしていただければうれしい。もう一息、二
次試験の成功まで頑張り抜こう。


【来たるべき新しい読者〜次期の受験生・指導者の皆さんへ】

新シーズンは、実際に得点力アップの指導に力を注ぐ態勢を強
化する動きを進めています。オンラインとオフラインそれぞれ
での指導、分かりやすく使いやすいスペシャル教材も登場予定
です。必要十分な学習内容を時間的にはコンパクトにまとめて
面白いアプローチでまとめたメソッドは、実におすすめだ。壮
快、痛快、<ワードマーキング読解>メソッド2.0!

量が質を生むというのも真実だが、選りすぐりられた質は無手
勝流の量を凌駕し、短い時間(期間)での得点力アップを実現
するというのもまた真実だ。そこから生まれる時間の余裕をう
まく生かしてほしい。受験勉強一辺倒ではなくてよいはず。

それにあわせて当ゼミも組織替え含めて脱皮変身中です。少し
新しい姿に変身してご利用いただきやすいようにしていきます。

どうぞご期待ください。喜びをともに分かち合いましょう。
ではでは、また。

冬19 2007.01.30 パレートの法則

パレートの法則(80:20の法則) 2007.01.30 Tuesday

100点をとるには100%の内容を学習しなければならないけれども、
80点でよいと考えれば20%のことをすれば済むという法則がある。
いいかえれば全体のうちの20%が最重要な内容で、得点源としてみ
ると80点分にあたるということだ。

ご存知の方はご存知のパレートの法則。パレートは、イタリアの
経済学者・社会学者だったかな。

国公立二次はもちろん次々に行われていく私大や専門学校の入試
で、あせる気持ちも生まれていることだろう。

あれもまだだ、これも不完全だ、という気持ちが焦りを加速する。

ここでパレートの法則を思い出そう。20%の見直しで80点分の見
直しはできる! それが少し足りなくても合格点+αに十分じゃ
ないか。残された時間は受験生みな同じ。焦って勉強が手につか
ない時間はただもったいないだけ。

悩まず迷わず、普通に判断して自分に言い聞かせよう。やるべき
ことを最後の瞬間までやる! って。大事な事項を許される限りで
見直そう。

栄冠は最終的には持つべき者の頭上に輝く。粘れ! 食らいつけ!

冬20 2007.01.31 読めた、解けた、分かった! その喜びをあなたに。Joyful Reading!


伝えたいというか、実感してほしいというか、そういう気分。何を? って?

  「読めた、解けた、分かった!」  そう、現代文読解の爽快感

そんなに難しいことじゃないんだよ、とポンと肩を叩いて声をかけたい気分だ。
むやみに時間・期間が必要なわけじゃないんだよ、とも。コツというようなち
っぽけなものじゃない本格の読解メソッドをマスターすれば。

   本質をついた方法論はシンプル。

読みと解きの本質から導き出されるルールを知り、その具体的な使いこなし方
を理解し、身につけるのに必要な量のトレーニングをする。それが現代文読解
学習。とりわけおすすめのメソッドが<ワードマーキング読解>というだけ。

意味のかたまり・まとまりとしての本文や設問・選択肢を、ワード(単語)単
位で、全体の構成に着目しながら部分の意味をつかむ一方で、部分部分から全
体としての筆者・作者のいいたいことをつかんでいくやり方だ。何種類かのマ
ークの付け分けが、頭の負担が少ない見た目での読み分けをサポートしてくれ
る。本文にも、設問にも、選択肢にも、シンプルなパターンでマークがついて
いく。読みが解きに直結する。内容的にはもちろん、時間的にも的確で無駄が
ない。結果として、正しく読み解き、速く読み解けることになる。鉛筆一本が
あなたの論理脳をびしびしっと磨いてくれる。

   独自の切り口から導き出された主張を理解してほしいという欲求で書か
   れる評論も、独自の捉え方で切り出された生きるということに対する想
   念を(人の死や得恋・失恋などを通して)描ききる小説も、それぞれの
   スタイルと手法で、ともに日本語を使って読者に分からせるように本来
   分かりやすく書いてある。

   分からないのは、語彙力や知識のせいもあるけれども、文脈を読み分け
   られないでぐちゃぐちゃに読んで未整理な状態のままにしてしまうから
   という点が大きい。

   分かる=分けられる=判別できる〜メインとサブ、プラスとマイナス、
   明と暗、強と弱。これらの価値判断が、分かる読みの源。

   判断のメリハリがきいた目のつけ方ができれば、文章を[読]んで[解]き
   ほぐすことができるようになる、すなわち、読解。

   でも、難しい話題だったり難しい語句や表現だったりするとそんなの簡
   単にできない! って? 

   だから、目と頭だけではなくて、手を使うわけ。ワード単位のパターン
   化されたマーキングが、文章の本質パターンとリンクしているから、誰
   が何について書いても、評論は評論、小説は小説、として読解すること
   が可能になる。自分流の解釈は不要。出題者の想定するいわゆる客観的
   読みができることになる。マーキングが良きものへ導いてくれるし、ま
   た一方で、悪しき方へ踏み出さないように枠をはめてくれる。

   現代文が苦手な受験生は、何種類かの判断を同時並行でやっていく読解
   作業があちらこちらでショートしてこんがらがり上手く最後までたどり
   つけていない。得意な受験生は、歩いたり走ったりジャンプしたり、上
   を見たり横を眺めたりしながら、ちゃんと通るべき道を通ってくる。す
   ごく得意な受験生は、鳥瞰し(鳥みたいに上空から眺め)ながら、ここ
   ぞとばかりに目敏く(めざとく)獲物を見つけるや急降下してピンポイ
   ントで捉え出していく。まさに緩急自在。目と手の動きがスロー&クイ
   ック、頭の働きはラピッド。すっきり疲れず、正しく速い。

   ん? 本文は読めたけど、正解の選択肢がとれない? 記述ができない?

   それはある意味当然のこと。設問・選択肢を作るのは筆者・作者ではな
   く出題者。最大公約数的な読みに基づいて、他の選択肢[より]本文に適
   当な選択肢が正解と公言してある。本文を読む目と頭は大きく中心をつ
   かむのに対し、設問に対しては細かく中心も周辺も吟味し抜くことが求
   められる。読めただけでは解けない。解けるように読まないといけない。

   読解問題は語句・表現の意味・内容の[説明]問題。[説明]とは[説き明
   かす]こと=すっかり分かりやすく[言い換え]ること。当然その中には
   説明不足の分かりづらい表現や複数の意味を持つ語や語句・表現を含ん
   でいるわけだ。読んだ→解こう、は間違ったシンプルさということにな
   る。読んだ→説明しなければいけない分かりづらい語句・表現はどれだ
   →それは本文のどの箇所にどのように言い換えられている?→そのポイ
   ントとなるワードは?→想定できる解答表現はこれだ!→選択肢を見る
   or解答案をつくる→選択肢の構造を比較し、意味内容のポイントとなる
   語句を抽出し比較する。選択肢同士と、選択肢と本文該当部分とを。記
   述式ならば、内容を十分にして言い換えた表現を叩き出しとしてつくっ
   た後に指定の字数に刈り込む。刈り込んだためにぎこちなくなった部分
   があれば調整する。解答単独で意味が通じるか確認して作業終了。実は
   解答選び・作りの直前の、説明対象の語や語句をピンポイントで把握す
   ることが肝心なわけだ。

   問われるのが説明なら、その答は言い換えだ。読む方も本文の言い換え
   表現をきちんと(?どんなふうに? →<ワードマーキング>)とらえ
   ていけばよし。評論ではそれこそが論理をつかむ読みということになる。
  (裏の裏は表という意味では、対比も言い換えの一種だ)
   選択肢も(他の選択肢より本文表現に)より近い選択肢を選べればよし
   (近いという判断をすべきポイントがいくつかあるのでそれは学習)、
   記述式も的確な言い換え表現をみつけて編集できればよいということに
   なる。いずれも的確に解けることになる。

使いこなせるようになれば、どんな評論もどんな小説も、問題がスムーズに読
み解けるようになる。だって、試験で問われる読解力って、評論・小説それぞ
れに一通りだから。逆に本番でもバリバリと使い倒せるようなメソッドでなけ
れば役に立たない。
   →評論は、筆者の問題意識と独自の主張。理由まで把握すれば◎。
   →小説は、登場人物(人間ばかりとは限らない)の心情と性格。◎

読み解きのメソッドがマスターできれば、なかなか忘れるようなものではない
から、他の教科の学習に時間をまわせる。トータルで得点がアップできる。そ
ればかりか、現代文の読み解きの力は、小論文や英語や古文にも生きてくる。
その意味でも総合得点が上がってくる。無理のない作戦。

ただしルールはシンプルだからこそ、いろいろな表情をもちバリエーションに
富む表現がなされる本文に的確に適用できる応用力は必要となる。力を磨こう。

   目の前に広がっているのに、もやがかかったみたいに見えていなかった
   素晴らしい知や情の景色が、ちらりと、そしてくっきりと、眼前に迫っ
   ってくるほどに目の当たりにできる驚きと喜び。納得と満足、知的快感。

<ワードマーキング Joyful-Reading>に名前変えよかな? なんて。

今日はちょっと感覚的につぶやきはじめたら、あとからあとから書き足したく
なってコンセプトっぽい部分で長くなっちまった。

さて、また具体的メソッドに戻ろうか。

冬21 2007.02.12 ワードマーキング読解2007

現代文:ワードマーキング読解2007 2007.02.12 Monday

今年のセンター試験の採点結果が出されましたが、
国語はずいぶんと点数が下がりました。でもこれは
チャンスですね。多くの受験生がてこずる科目で高
得点をとれるとしたら。

 いま、あなたは現代文が得意ですか。
 現代文の得点力アップをあきらめていませんか。
 現代文がもっと分かるようになりたくないですか。

分からないと息苦しい勉強も、分かるようになれば
楽しい学習になります。次第に自分の能力に自信が
もてるようになって、他の学習面にも生活面にも好
い影響が広がっていきます。
 
   現代文や小論文(課題文要約)で得点を勝ち
   取る力をマスターできれば、その延長で英語 
  (長文読解やリスニングの下ごしらえ)や古文、
   小論文(論述)の得点アップが実現します。
   他の日本語で出題されるすべての教科の得点
   力アップにもつながります。

   実力の底上げが学習時間の余裕を生み、部活
   をはじめとする高校生活のさまざまな活動を
   やりやすくしてくれます。

   トータルで精神的な余裕が生まれてくる点は
   大きな効果だと実感することでしょう。

ただ、分かってできるようになってしまえばシンプ
ルだといえることも、そこにたどりつくまでは迷い
や悩みもつきもの。それを振り払うには、時間的に
も内容的にも、本番で使える具体的な方法(メソッ
ド)が必要となります。本番はタフな状況ですから。

とみなが流メソッドが<ワードマーキング読解>。

鉛筆一本のマーキングの手作業が、目を助け、頭を
強化してくれる<ワードマーキング読解>。何に、
どうマーキングして、それを手がかりに本文や選択
肢がどう見えてくるのか。その絞り込みからさらに
どういう規準で比較・対照・判断していけばいいか。
使えるメソッドとそれを伝える新システムが、あな
たの理解と使いこなし力アップをサポートします。
無理なく力を磨いていきましょう。

自分で読めた! 分かった! 解けた! という実感
は、他にかえがたい喜びです。さらに、言葉を使っ
て読み・考え・書いて生きていく限り、大学時代は
おろか、一生モノの能力です。

ということで↓↓↓↓

現代文<ワードマーキング読解>の講座システムを
より分かりやすくリニューアルして3月(後半からオ
ンラインで)開講予定です。

詳しくは来月お知らせします。ご期待ください。

冬22 2007.02.20 記述・論述の直前期チェック

現代文にせよ、小論文にせよ、受験生の解答をみると、本文や
課題文に気を取られるのか、はたまた解答自体の表現の方に気
がとんでしまうのか、重要なポイントである[設問]のとらえ
方が甘いケースが目に付く。

制限時間から気がせくのは分かるし、プレッシャーや体調の加
減から平常な心持ちでないのも理解できる。

しかし、だからこそ、本番では[設問]をしっかりととらえて
本文・課題文を処理し、自分の解答づくりに入ってほしい。時
間を無駄にせず、解答のレベルを上げるためにも、肝心なのは
[設問]のとらえ方だ。ここがズレては何をどれだけ書いたと
しても高得点は見込めない。

[設問]のポイントは、何を(内容面)どう(条件面)答える
ことを求められているのかを的確につかむことだ。あだやおろ
そかに扱わず、ズレやムダがないように心すべし。
具体的には、設問文の中のポイントとなる単語をしっかりと丸
印で囲もう。それだけのことだが、ここが重要。丸印で囲むの
ももどかしいほどの精神状態は危険だ。せいては事を仕損じる、
とは先人はよくいったものだ。必要な作業は確実に行い、総合
的に精度と密度を高め、全体として時間も内容も満足するよう
に自分の動き(心と目と頭と手)をコントロールしよう。

設問文が長めの場合にささっと粗っぽく読み飛ばすのは避ける。
長めの時こそ、解答づくりの手がかりがヒントとして組み込ま
れているもの。長ければありがたいと思った方がよい。

記述も論述もあわてて書き始めるのはやはり避けよう。何をど
う答えるべきか、それをつかんだ後は本文や課題文、あるいは
設問をベースとして解答づくりの方向性、解答に使う具体的表
現のピックアップ、その取捨選択と組み立て・組み合せを行な
って、解答のアウトラインを把握しよう。解答欄には一気に書
き込み、途中で消したり書き直したりがないようにすることを
目標にしよう。(実際には表現・表記、誤字・脱字の修正作業
は入るだろうが)内容的に書き始めてから変更することがない
ようにすること。逆にいえば、そこまでのツメがあってはじめ
て得点力ある解答づくりに取り掛かれるということだ。

現代文であれば、主語やキーワード、文末表現で減点がないよ
うに。小論文では、キーワード、必要な場合の語の定義、現状
の問題点の認識や、過去の原因・背景の把握をふまえ、必要な
具体例・具体的表現をまじえながら、将来への打開策につなが
る自分の思考・判断を理由とともに表現する上で、説得力を豊
かにする段落構成(要素の論述順序と分量バランス)にも気を
配ろう。

同じ程度の力をもって語句表現をピックアップしていながら、
結果としてその表現の仕方で点数の差がつくケースも多い。黙
示の前提として、正しい日本語表現であるという点が重要だと
いうことは肝に銘じておこう。字数の制限のある中での記述・
論述では、説明=言い換え表現ということで語彙力・文字力の
重要さも感じられることだろう。

本番までの限られた時間だが、これまでに解いた過去問の中で
最も出来がよかったものを眼前におき、うまく解けた時の自分
なりの手順、文章や設問のとらえ方、自分の思考の進み具合を
思い起こし本番でも同様にできるようにイメージトレーニング
もしておこう。力を余して本番を終えるのではなく、全力を出
しきれるようにすることがこの直前期に重要なことだ。

力を整え、よいイメージをもって、本試験会場での開始の合図
を聞いてほしい。終わりよければすべてよし。春はもう目前だ。

冬23 2007.02.23 論理は見える、見えてくる

論理とは筋道、つづくもの、すなわちつながりだ。

現代文の論理は言葉のつながりといえる。

言葉のつながりとは、選び抜かれた単語の組み合せ
と組み立てから生まれる。

一つの単語が他の単語と組み合わされた時に、相互
作用・合一作用・反発作用により意味の広がりをも
つ語句を生む。

語句が組み立てられ推進力をもった時に文や段落と
なり、さらに進んで文章を生み出す。

組み立ての基本は繰り返し。繰り返しばかりでは飽
きられ働きをなくしてしまう一方、その働きは必要
なので便法として使われるのが言い換え。また、一
方向からばかり論じては一面的になり説得力が薄い
のでつかわれる組み立て方が対比。

単語が組み合せられて語句を生み、組み立てられて
文を作る。一つの文が直接、あるいは接続語を介し
て推進力をもって次の文を生み、つながる。

推進力をもってつながりあい組み立てられた文の連
係がひとまとまりの意味をもち段落となる。

一つの段落が、接続語や導く表現を介して次の段落
を生みつながる。繰り返しや言い換え、対比が密接
に連係をとりながらより太くより力強い論理を推進
していく。

他面から、中心となる単語や語句の集積・連係だけ
では説得力に限度があることに気づかされる。いい
たいことの核だけをことばにしていっても、別の観
点や意識をもつ読み手、詳しくない読み手には伝わ
りにくいということに思いいたる。

知らない人、分からない人、詳しくない人に対して
も、分からせる、納得させる力の源が論理だ。逆に
いえばまだ知らない分野のことについても、それに
ついて書かれた文章を読解できる力をもっていれば
分かる力となり、知識も判断力・思考力も増してい
く。それがあるレベルにくれば逆に他者に対して、
自分の知識や判断、思考を説得的に伝えることが可
能となる。大学でおこなう学問・研究がまさにそれ
だ。

すべてのベースとなるのが言語表現の論理的読解力
だといえる。受験で現代文、そして小論文が課され
る理由の一端がここにある。

さて話を論理的読解に戻そう。
中心となる単語の組み合せ・組み立てという展開面
とともに、素材の組み合せ・組み立ての必要性が生
まれる。この二種類の語の組み合せ・組み立てを的
確に見分けていくことが、見て分かる読解になる。

素材面から文章における論理を見ていくと…

論理を説く小論文においては、主張とその前提とな
る問いに加えて、理由と具体[例、策、認識]が最低
限必要となる。
      ※認識には現状の問題点の認識に加え、
       過去の原因・背景の認識、将来に向
       けての打開策の認識、必要に応じて
       は術語の定義の認識がある。

論理を読み抜く評論においては、それに加えて(字
数の余裕や書き上げる時間の違い、何より筆者の専
門性の違いから)論理を補強するために援用される
比喩、引用、他説、逆の仮定が挙げられる。
      ※それぞれ、展開としての言い換えと
       対比と密接に連関している。

いずれも単語を軸に、その要素の組み合せ・組み立
て、展開の組み合せ・組み立ての二筋のつながりが
生み出す論理が基盤となって文章を構成していると
いうことが分かる。何を使ってどう組み合せ・組み
立てて書いてあるかの見抜きが読解ということにな
る。

とすれば、論理的に書くとは何をどうすることなの
か、そのために事前に何が必要で、書くその時に何
が必要となり、そのためにどういうツールがあった
方がよいかが見えてくる。

また、論理的に読み抜くとは何をどういう着眼点で
どうしていく作業なのか、どういうルールを理解し
どう実作業をしていけば制限時間内に的確に読め、
そして何より解けるのか、これもまた見えてくる。

@とみなが流の答は<ワードマーキング>だ。

一定のルール(それは論理の本質を突いたものだ)
に基づいて、シンプルな手作業を通して、目を磨き
頭を鍛える読解メソッドであり、裏返しての論述の
メソッドになる。トレーニングの過程においては、
まだ磨かれぬ目、鍛えている最中の頭をサポートす
るために限られたシンプルなシートを利用する。評
論読解においては要点要旨把握シートであり、小論
文においては素材メモ、アイデア発想メモ、そして
段落構成アウトラインメモである。(小説はシート
は不要。本文マーキングと選択肢マーキングのみで
よい。解く際の判断力は評論とは別種のものとなる)

読解においては、他者が書いた文章を真に理解する
ために、邪魔になる主観や常識的見方の混入を避け、
ひたすらにまず客観的読解を実現させる(しかも制
限時間との戦いの中で、まぎらわしい選択肢の中か
ら正解を選ぶという解く作業を実現させる)には、
そのためのメソッドが必要だ。書き方の裏返しとし
ての読み方のルールも知らずトレーニングもなしに
自分で読めたつもりになっているのでは正解にたど
りつくのはおぼつかない。力をつけるために、必要
なことを学び、トレーニングして力をつけたものに
評価としての得点が与えられる仕組みが試験という
ものなのだから。

    ※整理されたメソッドを学ぶにはたいした
     時間はかからない。トレーニングは個人
     差があるがこれもそれほど多くは必要で
     はない。その時間短縮のために、教材や
     コーチがいるわけだ。

小論文の課題文要約もしかり。小論文の論点抽出、
問いの切り出しに重要な批判的読みも、まず無色透
明な客観的読みができてはじめて実現できるものだ。

小論文においては、社会的問題に対して設問に即応
して問いを切り出し、学習してきた知識と培ってき
た感性・ひらめき力と論理的判断力・思考力を使っ
て、自分の主張・判断を、より説得的に構成して、
論理的に表現していく力が試される。一目瞭然に見
えてくる論理を自分の手で解答用紙のマス目に理路
整然と書き上げていくことになる。

今、そしてこれから、実に重要かつ必要な力として
の論理力をマスターしてほしい。時代の要請であり
あなた自身の要求でもあるはずだ。

@とみなが流の<ワードマーキング読解>は要約や
論述にも広がりをみせて今春からバージョンアップ
してお届けする。ご期待あれ。

冬24 2007.02.25 深呼吸+脱力+ツボ刺激に加えて…

自分の力を信じて、「ここに合格するゾ!」という気持ちを
強く強くもって、「やれる! 力を発揮できる!」と鏡の中
の自分に向かって言い聞かせて、試験に臨んでくれ。ここま
でくれば周りは関係ない。自分と答案とのコミュニケーショ
ンだ。(やや意味不明?) なんくるないさぁ!

冬25 2007.12.01 センター現代文 12月の取り組み


最近の号はサイト内に再掲載はしません。ブログの掲載ページ
へのリンクを貼りますので、ブログ本体でお読みください。
LinkIconブログ該当ページへ

冬26 2007.12.20 論理的文章の読みの<姿勢>


クリスマス間近になってきました。少し寒いけど、調子は
どうですか。本番に向け、上げ潮にのっていきたいですね。

センター本番まであと一ヶ月。直前の一ヶ月での力の充実
はこれまでやってきたことの整理・磨き上げで目を見張る
ものになりますよ。これまでの問題の解き直しで、自信を
増していきましょう。それから、問題がよく読み解けた時
の鉛筆を勝負鉛筆に選定して、本番にもっていくようそろ
そろ準備しましょうか。いい具合に短くなってきた鉛筆は
本番での何より心強いパートナーとなってくれます。

これからの時期の文章読解でのワンポイントアドバイス。

速さに磨きをかけていくこの時期、論理的文章を読むとき
は、目が文字に近づき過ぎない方がいいですから、少し背
筋を伸ばしたぐらいの姿勢で問題用紙に対応してください。
ほおづえつかず、足を投げ出して伸ばさず(=リラックス
しすぎず、適度な緊張をもって)文字通りよい<姿勢>で
取り組んでください。きっと手にも目にも頭にもよい結果
が出てきますから。

視野を広く保つといい。一度に目に入る文字の範囲が広い
のがいい。具体的にはここでは述べませんが、少しだけそ
う意識してみるといいでしょう。集中してくると目が近く
なりがちで、頭も停滞しがちです。逆に広げた視野からは、
目も動きやすく頭もより働くようです。慣れてくると広げ
た視野から<ワード>が目に飛びこんできますよ。

必要なのは広い視野と軽やかな目の動きと素早い判断力。

プレッシャー高い本番でも、それらをキープしてくれるの
がワードマーキング〜ペンシルアプローチの手の動きです。

滑らかにメリハリ・緩急をつけて読み進み解き進むように
磨きをかけましょう。クリスマスを越えたら、既習の過去
問の間違えた設問ばかりをサササっと見直していくのも効
果的ですよ。自分の間違えパターンに気づくことができた
りしますから。判断のズレ、判断のポカは、年内につぶし
ておきましょう。

本番に向けてのイメージトレーニングもそろそろ始めてお
くとよいかも。

その他、この時期に参考になることは、サイトのバックナ
ンバーページを読んでみたりしてください。

さぁ、今日また一歩前に進もう。明日ももう一歩!