vol.13 2004年04月11日号 ■受験現代文 論理とは 論理的とは

メールマガジン バックナンバー 再編集抜粋版

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◎今回の目次
■はじめに
■受験の現代文 
◇論理とは
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◆◇◆【 とみながの現代文 】◆◇◆
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■はじめに

今日は、評論ではもちろんのこと、小説においても実は重要な、文章にお
ける「論理、論理的」ということについて、すこし書くことにします。


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■受験の現代文 文章における「論理、論理的」とは

ここで、評論読解はもちろん、小説の読解でも重要な「論理的判断」に
関連して、その基本の「論理」という語の意味を把握しなおしておこう。

「彼の発言は論理的だ」「その方法は論理的に考えると無理がある」と
いうように日常使われるが、さて、「論理的」ということばの表す意味
を説明しなさいといわれると戸惑うのではないだろうか。(ちなみに、
「説明」ということばについてもどうだろう。これは次号で)

「論理」という言葉だけを考えても突破口がみえない。どう考えればい
いだろう。そうだ、論理と同じ意味で「筋道」という言い方が使われる
じゃないか。こっちの方が少しとっつきやすそうだ。「静理的だ」=
「筋道立っている」、「論理的に」=「筋道立てて」。使う、使う。

「筋道」の方が考えやすそうに思える。名は体を表す、だ。「筋、道」
って何かを考えると「論理」の意味もみえてきそうだ。

「筋」は、体の筋、町の通りの意味の筋などを言い表す時に使うなぁ。

「道」は、歩いたり走ったりする道、武道の道などの使い方があるなぁ。

共通点は何だろう。筋、道、筋、道……。共通する性質を考えてみる。

広さや重さや味、見た目の美しさ、は関係ない。う〜ん。そうだっ、
長さだ。ある点から次の点まで、細くてもしっかりとある長さをもって
続くもの、それが筋であり道じゃないか。

長さ、ながさ、ナガサ……。文章や数学で価値あるものとしての長さ。
筋、道、筋、道、長さ、長さ、続く、つづく、ツヅク、   長く続く
もの。そうかっ!! 「つづき」「つながり」じゃないか。

文章だけではなく、「数学的な論理からいうと」といういいかたもよく
耳にする。数学の場合も、たとえば二次方程式の解法の手順のように、
(数学は苦手な典型的文系の僕には、的確なたとえかどうか不安が;;)
最初の式から最後の式まで、数字と記号の表す内容が飛躍なく「つなが
って」いて疑問の余地がないことを意味してるんじゃないか。どこの誰
が見ても、最初から最後まで一点の疑問もなく順々に展開されていく論
理というものが明確にそこにある。

逆にたとえば「日本語は非論理的な言語のように思える」なんていわれ
る時は、表現に飛躍があったり、表に出ない裏の意味が関係する(=つな
がりが薄い)ということから、「つながり」があいまいで明確にとらえ
にくいことをいうよね。

そう考えると、「論理」とは「つながり」と理解してよさそうだ。でも
数学のように万国共通の数字や記号ならば明確な論理といえても、言葉
やその表現としての文章での論理とはなにか違うように思えるけど…


文章の場合の「つながり」とは。
言葉、単語、音のまとまりとしての文章での「つながり」とは。

言葉の「つながり」は数学の場合とはちがうみたいだけれど、あえて
共通する部分に目を向けるとすれば、前の文から後の文へ、前の段落か
ら後の段落へ、文の基本成分である「語」が「つながり」=「繰り返し」
何度も使われることをいうんじゃないだろうか。

「語」のつながり→文のつながり→意味のひとまとまりとしての段落の
つながり→文章全体の一貫性→論理。疑問が解けた(気がする…ダケ?)

いや、間違いなさそうに思える。脱線やすりかえなしに、最初から最後
までつながりをもってひとつの主張を述べる時に論理的だと評するわけ
だから。そこでは終始一貫して使い続けられる語が存在する。

さあ、そうすれば、現代文の読解の際に、論理的に読むとは、「語」の
「つながり」を意識して読むことといえるだろう。(不明確でまだとぎ
すまされていない段階の意識にたよらず、見た目の確かさ=印付け=マー
キングだともっといいかな。いいはず、いや、いいんだ、たしかに)

具体的には「繰り返し何度も使われる語」を、素直に「また出た」とい
う意識で次の瞬間にはマークしていく読みということになる。そこでは
読み手の意識として、重要だと思い込んだりすることは邪魔でさえあれ
有益には働かない。ここポイント。(あらら、有料版テキストに書くこと
をかいちゃった;;;) 「また出た語」だから重要だ、ということとの違い
は分かるよね。少しこれからの方針が見えてきたんじゃないかな。

ともすれば、主観的に自分が重要だと思ってしまった表現を、客観的に
も重要だと思い込んでしまいがちな(そして誤答をしてしまいがちな)
過ちを防ぐ有効な手段ということになる。

筆者が「繰り返し何度も使った語」をきちんと把握していけば、おのず
と書いてあることを書いてあるままに正しく読める読み方になるのでは
ないか。なるはずだ。なる。

3,000字の文章、40前後の文、10前後の段落からなる本文全体を、ただ
目で追うだけで頭にいれ(たつもりになり)、これまた似通っていて、
まぎらわしく、かつ5つもある選択肢一通りを頭にいれ(たつもりで)、
焦りやいらだち気分の中で、同じ内容であるのはどれか頭の中で(右往
左往しながら)見極めることが、いかに無理のあることか、これもまた
見えてくる。とくに最初の方の設問で、まちがった選択肢を自分の正解
としてしまった場合には( …絶句… ) ねじれた読みが頭の中に渦
喜ばしい結果は? 望むべくもない。こんなことは絶対にやめよう。
(だからマーキングで下ごしらえをするといいんだよね)

ちょっと考えてみると、小学校以降、国語のテストでいつも出題される
「指示語」は、前の語をうけ後に「つながり」をつける働きをしている
し、同じように「接続語」は、前の文から後の文、前の段落から後の段
落への「つながり」具合(関係)を示す働きをする。内容的にポイント
だと漠然ととらえてきたであろう一般にいう「キーワード」は、中心と
なる語として「繰り返し」使われるという性質上、「つながり」そのも
のだ。

このように、小学校以来慣れ親しんできた読解の設問の内容からも、
「論理=つながり」が文章の重要ポイントだと再認識できるだろう。

そもそも論理的文章である評論では、本文でも設問でも直接重要である
し、文学的文章といわれる小説においても、論理的につくられた選択肢
の選別において重要となる。

付け加えていえば、あとは、「中心語」に対する価値判断(賛成か反対
か、プラス評価かマイナス評価か)の方向と、強さのレベル(強か弱か)
が読み取れていけばよい。マスターすべき事項の正当さと学習の道筋、
そしてそのシンプルさが見えてきた。        (とみなが)

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vol.14 2004年04月14日号 ■受験現代文 説明とは 説明せよとは

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◎今回の目次
■はじめに
■受験の現代文 
◇「説明せよ」
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◆◇◆【 とみながの現代文 】◆◇◆
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■受験の現代文 設問における「説明せよ」とは

つねに(明示されるかどうかの違いはあるにせよ)設問文でお目にかかる
「説明せよ」ということばを再確認しよう。

これまでの問題を解いている時のことを思い出してみてほしい。答を出す
ことを急ぐあまりに、答を出すために大切な注意を促し選択肢の正しい見
方を意識させてくれる「説明せよ」ということばを軽んじてこなかっただ
ろうか。

説明とは何か。

文字通りいえば、説き明かすこと。ただ、これでは不十分。あえて一歩
すすめれば、すっかり(傍線部ならその全部を)わかりやすく表現すること。
全部を分かりやすく言い換えることだ。(言い変えが不要だったり不能な
語句は除く)

説明とは、(傍線部を構成する語句)全部を分かりやすく言い換えること。

ここから二つの点に気づかされる。

一つは、傍線部に分かりにくい(だから説明の必要のある)語句が含まれ
ているということ。だから、設問を解く際には、本文全体の概括的な読み
をベースとしつつも、傍線部を全体としてなんとなくとらえるのではなく、
傍線中の言い換えすべき語句はどれなのかをしぼりこんで明確にとらえる
ことが、解くことの第一歩ということになる。この点をまず覚えておこう。

もう一つは、説明といっても、本文にない新たな表現を考え出して解答と
する必要はなく(ごく一部のいわゆる超難関大学の記述論述問題を除けば)、
本文の言い換えを探すことができればいいということ。説明問題は基本的
に該当する語句の言い換え問題であると認識すること。

問題となる語句を明確に絞り込み、次に本文の通読で最初に概括的にとら
えた本文のポイントを頭におきつつ、傍線部を含む一文(一文がポイント。
傍線はある意味目隠し。傍線部に含まれない部分に指示語や接続語があっ
たり、本文頻出の中心となる語が含まれている)をヒントに傍線部を精査
する。このムダのないメリハリの利いた解きの姿勢が正解選択に必須だ。

本文の通読時に必要な読みの判断力(主観的に重要だと思うかどうかでは
なく、客観的に繰り返しか言い換えか、はたまた対比か)が、本文と密接
不可分の設問の解きにも生かされるはずだし、現にそうでないと正しく速
く解くことはできないといってよいだろう。

ムダもムリもムラもなく、シンプルに、繰り返しか言い換えか対比かを判
断する読み方、そしてそれをストレートに生かす解き方が身に付けるべき
ものだ。

語句の繰り返しは小学生でもつかめる。語彙力がらみで磨くべき眼力は、
まず、言い換え。言い換えがだいぶつかめるようになりかけたら、対比。
対比には、正反対の対立とそこまでは行かない比較対照とあることに注意。
この当たりは文脈上の把握力と語彙力とがからむ。その前提としては読み
慣れているかどうかも重要。うむ、少し話題が拡散してきたかな。この
あたりは本文の正しい読み方の方できちんと触れることにしょう。

堅苦しい書き方をしてしまったけれど、何度も読み返して納得してほしい。

読みのルールを理解して、問題にあたり、うまくつかえないことに落胆
して、また読みのルールの再理解をし、問題にあたってだいたい読め、
でも不十分にしか解けず、さらに読みのルールの理解に磨きをかけ、問題
にあたり、設問の趣旨が見え、選択肢のまぎらわしさの中にしっかりと
存在するその選択肢の本性をつかんで正解を選びとる。らせん階段を上る
ような形かもしれないが、そうやって実力が磨かれていく。

ある程度まで磨けたら、少しの間、他の科目の学習に時間を割き、リフ
レッシュして、10月頭から本番向けの仕上げにかかる。材料を仕込んだら
熟成させる時が必要。旨い酒や漬け物と同じで、しっかりなじんで自分の
ものになるための時。飲み頃・食べ頃のタイミングをはずしてはいけない。
本番時期をしっかり見据えて、逆算して若干余裕をもたせた学習スケジュ
ールがベスト(途中、どういう学習上の計算違いが生じないとも限らない
から)

あせらずたゆまず、身に付けるべきルールを身につけ、本番で使いこなす
ことができるように問題にあたりトレーニングをして、自分の目と手と脳
みそを鍛え上げていく。そうすればその先に喜びの合格が待ち構えている。
もうこのあたりは耳タコかも。さてそろそろ始めましょうか。って急がな
きゃいけないのは私か!
                            (とみなが)

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vol.15 2004年04月17日号 (当時の仮入会などについて)

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◎今回の目次
■はじめに 〜 仮入会者対象のお試しコーナー、始動
■受験の現代文 やってはいけない!
◇アブナイ読み方 解説編
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◆◇◆【 とみながの現代文 】◆◇◆
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■はじめに

仮入会していただいた方々を対象に、マーキング読解のお試し版・
小説編を問題15日・解説17日のセットで始めました。また、18日に
は、評論読解ルールお試し版の公開も控えています。「この機会に
始めるか」、そんなやる気をもったあなたなら、仮入会のご登録を。

[ポップアイ国語ラボ 仮入会+会員専用メルマガ申し込みページ]
http://kokugo.cc/〜〜〜〜00.html

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メールマガジンvol.11(4月7日号)とvol.12(4月8日号)で注意を喚起
したテーマについて解説します。

■受験の現代文 やってはいけない! アブナイ読み方 タイプ別

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(内容部分は恐れ入りますがスターターキットに補筆掲載のため省略)

-------------------------------------------------------------

ありがちな「アブナイ読み方」を懸命にやってはいないでしょうか。
悪い癖がついているようなら早く直して、せっかくの貴重なエネル
ギーと時間を有効で有益な方法習得のために使うことにしましょう。

あてはまるなぁという場合もへこまないようにね。どんどん変われ
るのが若い世代の特権ですから。部活とかでも、先生次第でどんど
ん上手くなっていった経験をしたり聞いたりしたことあるでしょう。
短い期間でも驚くほど変われるものですよ。信じる者こそ救われる!
                          (とみなが)

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vol.16 2004年04月23日号 ■受験現代文 分かるとは

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◎今回の目次
■はじめに 
■受験の現代文 「分かる」とは〜再び
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◆◇◆【 とみながの現代文 】◆◇◆
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■はじめに

お久しぶりです。調子はどうですか。新緑が目にまぶしく、初夏を肌身に
感じるころとなってきましたね。

しばらく間が空いてるぞ、と気にしてもらってたかな。もちろん、サボっ
てたわけではなくて、得点力アップ教材の仕上げを進めてました。週刊と
いいながら、ちょっとアップテンポで発行してたので、週刊ペースにして
みました。

仮入会していただいた方々を対象に、マーキング読解のお試し版・小説編
と評論読解ルールお試し版をサイトにアップして試していただいてますが
もうご覧になりましたか。気軽に試してみませんか。

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さて、今回は、vol.1掲載の「『分かる』とは」というテーマを、vol.15
まで読み進んだ皆さんに、パワーアップ拡張版としてお届けします。これ
までのおさらいのつもりで読んでみてください。

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■「分かる」とは〜再び

何に関しても、「分からない」より「分かる」ほうが楽しい。将来がかかっ
ている試験でなら楽しい以上に切実なこと。

現代文の読解でいえば、「分からない」状態って、文章を読みすすむにつれ、
言葉が頭の中でぐちゃぐちゃに混じり合ってしまって、どこに何が書いてあ
るか判断がつかない状態かな。途中まで分かってるつもりが、だんだん? 
どんどん? 分からなくなっていったりして…。読み終わって残るのが疲労
感、徒労感。グッタリ、ヘトヘト。時間使って分からない状態にはまって、
でも、後にひかえる問題を解かなきゃ点数はもらえないし…… 気分はブルー
になる、時間は残り少なくなる。あせる。でも、あせっても分からないもの
は分からない…… 試験のたびに繰り返し。

こんな状態、抜け出さなきゃ。

ぐちゃぐちゃに混じり合っているというのは、昔から「一緒くた」とか「く
そみそ」といわれる状態。大事なものとそうでないものが分けられない、何
がメインで何がサブか見分けられないから「分からない」ということになっ
てしまう。文章で大事なことって実はしぼりこめるんだよね、書き手が訴え
たいことに。文章の一語一語が必要だけど、全部が大事なわけじゃない。文
章は、訴えたいメインの部分とそれを効果的にひきたてるサブの部分との組
み合わせでできている。だらか、べたーっと同じ目で読もうとすると「分か
らない」状態になってしまいがち。

「目」が変わんなきゃ、状態も変わらない。  モッタイナイ。取レル点数
ガ目ノ前ニアルノニ。

その反対が「分かる」ということなら、「分かる」=分けられる=メインとサ
ブの見分けができる状態といえるね。見分けるのに必要な力は、いわゆる理
解力というよりも「判断力」だね。つい文章を一語一語全部頭にいれること
が理解することだと誤解しちゃった結果、ぐちゃぐちゃに混じり合って分か
らなくなりがちだけど、それは理解という言葉を勘違いしてしまったから起
きること。いま読んでいる部分はメインかサブか、サブが引き立てるメイン
はそこでは直前なのか直後なのか、筆者のプラスマイナスの評価はどうか、
作者の明暗の色づけはどうか、その<判断>をして文章を通して読めれば、
すっきりと正しい意味での理解(=分かる)が実現するんだ。理解しよう、
頭に入れようとするとぐちゃぐちゃになってしまうことが、判断しよう、見
分けていくんだ、評価をつかむんだ、と思って読み進めると「分かる」状態
になれるんだ。

できるようになると、細かい知識がいらない分、楽な科目になってくる。
   …ウレシクナレル。

「分かる」から、頭の中がぐちゃぐちゃじゃなく、すっきりしてくる。すっ
きり整理整頓されるから、さらに的確に判断して読み進められスピードも無
理なく上がる。ある程度のスピードが、前の文脈のポイントをつかんだまま
すぐに後の文脈を読むことを可能にするから、ますます的確な判断をやりや
すくしてくれる。よりいっそう「分かる」状態になる。読めば読むほど、頭
がクリアに、シャープになるんだね。

それによって、メイン部分に関する問題をすっきりと速く解けるのはもちろ
ん、サブ部分に関する問題も、肝心なメイン部分との連関をとらえているか
ら、メイン部分を解くのと同じ視点で材料の見抜きができ、本文のどの表現
が解答のもとになるか、すぐ分かって正解できる。部分の設問が通して正解
できるから、最後にある全体を通しての設問も無理なく解ける。本文からず
れている選択肢はもちろん、言い過ぎたり、足りなかったりする選択肢も、
見抜きが的確にできるようになる。正解の候補にしぼりがかけやすいし、ま
ぎらわしい選択肢同士の見抜きも、必要な手間がかけられ判断材料が分かる
からきちんとできる。

スピーディーにポイントが見えるから、本文が読み進みやすくなるのはもち
ろんのこと、スピーディーに解けるようになるから、前の設問の正解が頭に
残った状態で後の設問に取り組め正解しやすくなる。速さが正しさを手助け
してくれるわけだ。(誤解を恐れずに言うと、正解の選択肢が、間違った選
択肢より、太く大きく見えてきたりするんだな、これが。これ、ホント。だ
って本文のポイントが見抜けてるんでしょ。正解の選択肢って、本文の該当
部分のポイントをもれなく含んで、余計なものを含まないものだから、ポイ
ントとなる単語のカタマリとしての正解の選択肢って、そうじゃないものと
は違って「見えて」くるよ。ああ、でもこれって、もっと後でいった方がよ
かったかなぁ。インチキっぽく誤解されないかな。やってみて自分で感じて
もらえばわかることだから…  まぁ消さずに書いたままにしておこう)

そんな楽しい状態になってみたくない? なれるように練習してみようか。
そのためにkokugo.ccがある。

えっ、具体的にどうするのかって? それが「マーキング読解」。鉛筆一本
使って、見分けのシンプルな基準(細かくはテキストを参照してもらおう)
に沿ってマーキング(印づけ)していくだけ。上に書いた判断が目の前の文
章に印となって残るから、忘れる不安も、分からなくなる心配もなく、スピ
ーディーに読み進められる。文章の性質に沿った一定の基準を教わって、そ
れに従ってマークしていくから、誰のどんな話題の文章でも、どんな長さで
も、それが評論や小説という枠にはまる文章であれば、同じようにすっきり
と(マークがついているかいないかで)「分かる」状態になれる。評論なら
評論の、小説なら小説の、それぞれの本質に目をつけた基準だから、慣れれ
ば(=短期でも、ある程度の数を集中してこなせば)よけいな力や時間を使
わずにマーキングができて「分かる」ようになる。本番のように、緊張して
いようが、頭が疲れていようが、残り時間が少なかろうが、すっきりとした
頭でシンプルに(解く要素としての、プラスマイナス、明暗、その強弱、主
体、対象を)判断できる状態でいられる。当然、得点力もアップする。

いいことづくめでしょ? だって、これが本当の読解だから。書き方の逆用、
ポイントの見抜きね。そして、この緩急・メリハリをつけた読み方をマスタ
ーする格好のトレーニングがマーキングということだね。

手を通したマーキング読解にさらに磨きがかかると、マーキングしなくても、
強化された目と鍛えられた脳が、同じレベルの正しい読みを実現してくれる。
それは先のお楽しみ。(もっとスピードアップするね、読む時間も解く時間も) 
   
まずは、目だけじゃなく、手を使ったマーキング読解をマスターすることに
しようか。

----------
もし今、分からない状態の読みから抜け出られなくて悩んでいるなら、やっ
てみたら?

もし今、読めたり読めなかったり(点が取れたり取れなかったり)不安定だ
ったら、やってみたら?

もし今、解けるけど試験時間の枠では時間不足だというなら、やってみたら?

もし受験科目に、小論文(とくに課題文提示型→要約)があるんだったら、
早くやってみたら?

もし先で、記述論述型の現代文も必要なんだったら、早くやってみたら?
----------

何の道具も使わずに、しかも独学で、筋骨隆々の肉体や秀でた武道の技を身
につけることも可能かもしれないけれど、必要な道具を使って、コーチのア
ドバイスを受ければ、正しく短期間に身につけられることも事実だろうね。

センター試験なら、マーキングのルールを理解した上で、過去問を使って、
自分で使いこなせるようにマーキング作業をやってみて、とみながのマーク
例ときっちり比較する作業を通して、あるいはとみながの添削やアドバイス
を受けて、目を磨き、次につなげ、脳みそを鍛えようか。使う道具は鉛筆一
本とトレーニングキット。これが頼りになるんだなぁ、

本番まで八ヶ月あまり。時間を有効に使って、必要な得点力をつけるように
学習してはどうだろう。
                             (とみなが)

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(つなぎ部分、一部省略)

暑さも、遊びたい心も、増してくる季節ですが、これからもよろしくお願い
します。みなさんからのレスポンスが私のエネルギー源です。ご意見、ご感
想は、メールでいつでもお送りください。
                            (とみなが)

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vol.17 2004年04月30日号 (告知のみ。省略)

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 ≫≫ とみながの現代文 vol.17  2004/04/30 号 告知のみで省略≪≪
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vol.18 2004年05月07日号 ■傍線部説明問題について

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  ≫≫ とみながの現代文 vol.18  2004/05/07 号より ≪≪

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◎今回の目次

■はじめに
■評論の解き方〜傍線部説明問題について
■得点力アップトレーニングキットほか、教材概要(省略)
■仮登録者向けページの内容(省略)
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◆◇◆【 とみながの現代文 】◆◇◆
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■はじめに

暦の上では「立夏」を過ぎ、陽射しの強さも、肌に触れる空気の感触も、
まさに夏を感じます。(東日本は今が桜の季節でしょうか。日本は長い!)

ここ九州・博多では、「博多どんたく港祭り」で全国一のにぎわいを飾っ
た後は、7月の「山笠」までつかの間のお休み。祭り大好きの博多っ子の
しばしの充電期間でしょうか。

5月病になっている大学生を尻目に、第一関門の真夏を目指して、走り始
めましょう。季節の変わり目の、体調管理は大切に! 集中力の基は、意
外にも体力だったりしますから、その辺りも、とくに宅浪の方や寮生活の
方などは意識して過ごしてくださいよ〜。

■評論の解き方〜傍線部説明問題について

評論の解き方は、販売用教材の方にまわしていますが、一口アドバイスと
してポイントを書いてみます。

「説明」とは、「わかりやすく言い換えること」とメールマガジンに書き
ました。

傍線中に、説明が必要となる<わかりにくい語句>があるはずですから、
どの語句が説明の必要なものかをまず把握しましょう。

そして、傍線というのは、該当箇所の範囲を指定するという単純なもので
はなく、<目隠し>の意味合いがあることを認識しておきましょう。です
から、傍線部説明問題では、傍線部だけではなく、それを含む一文(。の
次から。まで)を確実に読み、その中からヒントをつかみましょう。

ヒントの多くは、一文冒頭の接続語、一文の文末表現、そしてなんといっ
ても指示語です。

論理とは筋道のこと。前から後への語のつながりでした。意味のある単語
のつながりと別に、つながりを生むのが指示語であり接続語ということに
なります。

また、段落というのは「意味・内容のひとまとまり」と小学校で習ったと
思います。軽視しがちですが、語や文に気がいっても、この段落というも
のの性質を読解の際にしっかり意識できている人は少ないように思います。
(段落に分かれていない文章なんてないのにネ)傍線部の表現の抽象度や
難易度が高くても、傍線含む一文中の指示語と接続語をたよりに、同一段
落中の「また出た」語のマークやプラス・マイナスのマークから、必ず存
在する言い換え表現を見つければいいということを頭にたたきこんでおい
てください。

場合によっては、当然、同一段落だけではなく、(形式段落に対して、意
味段落ということばも習いましたよね)前や後の段落も、つながり上読む
(ワードマーキング後であれば『見る・ながめる』)ことが必要な場合も
あります。そこで重要なのは、文章の全体の構成を把握しておくことです。
サブとメインの見分けマークによる重要度のメリハリも含めて、読み解い
ていきましょう。

そこまでの設問とそこでの正解の選択肢も大いにヒントとなることも忘れ
ずに。順番に解いていくと、正解率が上がる仕組みになっています。

できない状態での設問・選択肢は敵にみえますが、できるようになった
段階でみる設問・選択肢は、強〜い味方だと実感されることでしょう。

以上、解き方の一口メモでした。(もう一回読んでね。解き方メモのあち
こちに、読み方のポイントが示されていることが分かるはずだから。そう、
読解って、読んで解くことともいえるよね。密接不可分。どっちかだけじ
ゃもったいなかったり無理が出たりするんだよ。正面からぶちあたろう)
                           (とみなが)

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vol.19 2004年05月17日号 ■評論の分かりやすさ〜その1「紳介」型

メールマガジン バックナンバー 再編集抜粋版

「とみながの現代文攻略ゼミ」へようこそ
「まぐまぐ」を通して発行したメールマガジンのバックナンバーから学習のポイント部分を抜粋・再編集したものです。お役立てください。                                 

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        鉛筆一本が論理力を鍛える

 ≫≫ とみながの現代文 vol.19  2004/05/17 号より ≪≪

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◎今回の目次

■評論の分かりやすさ〜紳介・たけし・さんまの魅力 その1「紳介」型
 
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◆◇◆【 とみながの現代文 】◆◇◆
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■評論の読み方 〜 分かりやすさの背景(「紳介+たけし+さんま」考)

評論の読み方については、ブログ<kokugo.jugem.cc>でも、サイト内の
仮登録者向けページでも書きましたが、それらをふまえて、メールマガジ
ンでも違う角度から書いておきます。

評論の読み方は「構成要素の分別」と「論理展開の捕捉」にある点はブロ
グに書きました。8つの構成要素については、サイトのページに書きました。

それをふまえてこのメールマガジンでは、「わかりやすさ」をもたらすサ
ブ要素について述べます。

一つは「紳介」型。テレビの司会などでもてはやされる島田紳介の魅力は
なんでしょう。


   ?   ?!   eureka!


ずばり、それは「たとえ」の秀逸さにあると思います。「比喩」が巧みで
適切だから、難しいことも俄然分かりやすくなります。対象の本質を鋭い
感覚で嗅ぎ分けてイメージをふくらませ、相似だが距離のあるものを引き
合いにだします。一見離れたイメージでありながら、実はその本質は同じ
と感じた瞬間に「なるほど、ワハハ」となるわけです。

ただし、評論の読みの場合には、比喩はサブ要素ですから、その比喩でい
いたかったメイン要素は何かということを意識しましょう。当然、比喩の
直前か直後にあります。

なお、サブ要素はワードマーキング読解では、大胆に(  )でくくりま
す。比喩だと判断できたら、すっと先に目をやり、比喩に使われている語
に着目してどこまで同じ語が使われているかで、どこまでが比喩かを素早
く見抜きましょう。内容的にも具体的な言葉を多く含みます。評論で重要
なのは抽象の方でしたね。マーキングでも(   )でくくると、文章全
体で白っぽくみえ、重要度が低い部分だということが一目で分かります。
また( の前か、)の後が重要だということもまた一目瞭然です。たまに
サブ要素である「比喩」の説明問題が出ますが慌てずに。サブはサブのま
ま処理して解こうとしては間違えます。必ずそのサブ要素(ここでは比喩)
が言いたかったメイン要素は何かを直後直前から捉え直して、それから解
くようにしてください。設問もサブを問う形をとっているだけで、その趣
旨はメイン要素を軸とした論旨の把握にあるのですから。見かけ上の切り
口に惑わされないように。

読解は判断だということを忘れないでください。なんでもかんでも読みこ
んで頭にいれて理解しようということではないのです。なぜなら、書き手
自身がメリハリをつけて、メインとサブの書き分けをしているのですから。
「書いてあることを書いてある通りに読み取る」という現代文読解の鉄則
は、メインはしっかり読み取り、サブはメインの見抜きにつかうだけであ
とは流し読むということです。「書いてある通り」というのは「書いてあ
る筆者の判断に基づく重要度の強弱に忠実に」ということだと肝に銘じま
しょう。一言半句をそのまま頭に入れるという意味ではありませんから念
のため。サブはメインのためのもの、読み取るべきはメインの部分。この
意識を徹底しましょう。当然スッキリとスピーディーに読むことにつなが
りますし、力の温存が、先の読みと解く方に生かせて、よい循環を生みま
す。

付言すると、「読解は判断だ」という際の判断は、あなたなりの重要度の
判断ではありません。筆者が重要だとして表現上の処理を施しているかど
うかの客観的判断です。具体的には<言い換え><繰り返し><対比>、
それぞれについての<プラス評価><マイナス評価>の表現が示唆してく
れます。あなたはそれを「書いてある通り」に読めば(マークし分けすれ
ば)いいのです。何も付け足さず、何も引かず。実際には人間誰しも自分
の価値観を持ち、ある程度の常識ももっていますから、それが評論読解で
の「書いてある通り」の読みの妨げになることが多いのです。新奇である
ことに価値がある評論を、古びた価値観や常識で読もうとすると、違和感
や反感を覚えて読みが主観的になっていきがちなのです。それをしないた
めにはワードマーキングが常に効果的です。本文のテーマや難易度の違い
に関わらず、評論というジャンルに共通する書き方の逆用として、誰が何
のテーマについて書こうとそれが評論だといえる基準にのっとっていると
いう点を逆手にとれば、適切な読みの処理ができるという理屈です。人に
よって、ある文章が評論かどうか判断が分かれるということがないように、
書き手によっても読み手によっても、その個性に左右されることのない基
準が客観的に存在するわけですから、それを利用した読みもまた客観的、
すなわち「書いてあることを書いてある通りに読む」ということを実現さ
せるわけです。頭の中で意識してそういう読みをしようとしてもつい自分
の色メガネ(表現が古いね、ごめんなさい)を通してみてしまいがちです。
時間の制限やプレッシャーがあって冷静さを欠きがちな本番などの状況で
はなおさらです。へとへとくたくたでも冷や汗かきながらでも手がふるえ
ながらでも使える読みとして、鉛筆一本でのワードマーキングが本番での
満点獲得の有効な手法となります。


■あとがき

メールマガジンは今日の号で19号となりました。少し間があきましたが、
ブログ<kokugo.jugem.cc>の方は毎日書き込んで36アーティクルになっ
ています。(現代文の学習8本、雑感18本、My favorite10本という内
訳です)結構書いてきましたが読んでくださってますか? よかったら
読んでみてください。

ホームページも含めて3タイプのメディアはそれぞれ一長一短ありますが、
書く私としては、書けば書くほど、さらに書きたいことが湧いてくるとい
う状態を目下楽しんでいます。

書くと材料が減っていくのではないというのが面白いですね。頭や心にた
まっているものは、どんどん外に出していった方がよさそうです。そうし
てフリーなスペースができるからこそ、まわりから新たに風や水が流れこ
み、<場>が変わって、また新しいものが生まれでてくるということを実
感します。

これはやはり読解にも当てはまるように思いますがどうでしょう。むやみ
に本文を頭にいれないから、まぎらわしい選択肢もスッキリと判断しやす
い状況になり、結果として正解を得やすくなる、と。頭に入れずに、しか
し料理の下ごしらえはワードマーキングでできているから、設問・選択肢
の注文には素早く手際よくこたえられる。身軽でフットワーク軽く求めら
れる動きができる態勢をつくりキープするワードマーキング、立派だなぁ。
ちょっと強引な論理でしょうか。

次号は間をあまりあけず、明後日くらいに書こうと考えています。よろし
くご愛読ください。
                            (とみなが)

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vol.20 2004年05月19日号 ■評論の分かりやすさ〜その2:紳介・たけし・さんまの魅力

メールマガジン バックナンバー 再編集抜粋版

「とみながの現代文攻略ゼミ」へようこそ
「まぐまぐ」を通して発行したメールマガジンのバックナンバーから学習のポイント部分を抜粋・再編集したものです。お役立てください。                                 

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         鉛筆一本が論理力を鍛える

  ≫≫ とみながの現代文 vol.20  2004/05/19 号より ≪≪

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◎今回の目次

■雑感 〜 触媒・気づき・変化

■評論のわかりやすさ 〜 紳介・たけし・さんまの魅力 その2
 
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◆◇◆【 とみながの現代文 】◆◇◆
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■雑感 〜 触媒・気づき・変化

日々の学習では、自分なりのリズムやテンポをつかみかけていますか。や
る気も湧いてきて、学習自体が少しずつはかどるようになるといいですね。
(まだそうじゃなくても焦らずに)

今はまず学習を始めて、そして続けるという習慣づくりが大事でしょう。

多くの受験生を見てきての漠然とした感覚ですが、とくに浪人生では、前
の年までの自分とは違うものを自分自身でつかんだなといえる年に合格し
ているように思います。勉強した年数ではなく、気づきの瞬間を得たかど
うか。

開いた態勢でいると、気づきの時も訪れやすい。「素直で明るい」人が、
何事においても力が伸びやすいということも同じく実感しますが、その姿
勢が変化を迎えやすく気づきを得ていい方に変わりやすい、伸びやすいと
いうことにつながるのでしょう。

気づきによって、同じ教材や方法を使っても身に付けるものが格段に違っ
てきます。スポーツや創作活動でいえることが、受験勉強についてもあて
はまるわけです。

効率も大事ですが重視し過ぎず、受験を過大にも過小にも評価せず、とく
にセンター試験は毎年の平均点が示すような点の取れない難しい試験では
ないということを早く実感して、どこかの時点で自分自身で学習の気づき
を得て、力を伸ばしてください。

「継続は力なり」

あなたの、ギアというかスイッチというか、それが切り替わる年が今年で
ありますように。

よりよい学習素材を提示し、よりよい方法の先導者であることを通して、
結果としてですが、気づきの化学変化の触媒でありえたら、それは喜びで
すね。私自身もさらに研究を重ねて磨きをかけていきます。あなたもしっ
かりと学習を重ねてください。

そうそう、気づきは一瞬だったりします。ある時を境に劇的に変わること
も珍しくありません。いわゆる「化ける」という状態ですね。「大化け」
もあります。期間の長さは関係ないようです。短い期間でも、その集中と
継続の中で、ふっと気づきの瞬間が訪れます。

自分自身の力を信じて、目の前の学習を積み重ねていってください。

がんばれ。


■評論の読み方〜分かりやすさの背景(「紳介+たけし+さんま」考)その2

前回は、評論の構成要素について書く中で、タレント島田紳介さんの、ひ
ときわ秀でた「比喩」の巧みさを引き合いに出して、分かりやすさを演出
する「比喩」の性質と役割に触れました。

もう一タイプ、別の要素の使い手として、才人「ビートたけし・北野武」
さんを挙げるとすると、司会で発揮される力はなんでしょう。


実際に即した豊富な「具体例」の指摘にあるのではないでしょうか。小難
しい番組のテーマに、専門家をゲストに迎えての話の展開の中で、ゲスト
と伍して、正面から、あるいは逆の面から、すかさず口をついて出る「具
体例」がいかに話題をわかりやすくするか。見ている視聴者は「ああ、そ
ういうことか」と腑に落ちるという図式です。

具体例には、主張を机上の空論にしないという効果もあります。なにせ、
具体的事実に密着しているわけですから、空論になりえません。この点か
ら、小論文の際にも理由とともに欠かせない構成要素となります。主張の
説得のために必要な要素ということです。

もう一つ「引用」も挙げられますね。新奇性の高いことがらに対して、過
去の偉人などの言葉を引き当てて「そうか、あの人もいってることだ」と
その本質を納得させる効果をもちます。見かけ上変わっているだけと思わ
れがちなことについて、本質をきちんと突いているということを分からせ
るのに「引用」は効果的です。博識で頭脳明晰、俊敏な判断力の持ち主で
ある「たけし」型の面目躍如でしょう。

たけしさんに如実に見られるような「具体例」と「引用」のすばらしい効
果は認めつつも、肝心な評論の読みでは、サブの要素として前回の比喩と
同じく大きく(        )でくくるマーキングをします。おさえ
るべきは、その具体例や引用で裏付けたいメインの主張や説明は何かとい
うことです。当然、直前か直後に書かれます。そこに当然<繰り返し>や
<言い換え>の語も含まれるはずです。

サブの要素が引き立てるメインの要素をつかむ、そういうメリハリをつけ
た読みを行ないましょう。

(「さんま」型については省略します。理由は聞かないで下さい(笑))

■あとがき

(省略)
                           (とみなが)

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vol.21 2004年05月26日号 ■設問内容から見る読解のポイント

メールマガジン バックナンバー 再編集抜粋版

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         鉛筆一本が論理力を鍛える

  ≫≫ とみながの現代文 vol.21  2004/05/26 号より ≪≪

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■設問内容からみる読解のポイント
 
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◆◇◆【 とみながの現代文 】◆◇◆
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■設問内容からみる読解のポイント

解くための読み方、高得点をとるための解き方のために、この時期に改めて
ポイントを確認しておこう。

ブログ(http://kokugo.jugem.cc/)の5月23日のアーティクルに、「設問で問
われるのは、これだけのこと」と題して次のように書いた。

>>現代文は、同じ本文に出会うことはめったになく、筆者もテーマも
>>多岐にわたる。

>>しかし、設問内容のバリエーションは、他の科目に比べると極端に
>>少ない。

>>評論でいえば、結局は、指示語と接続語をからめた頻出の中心語の
>>説明問題ということになる。別の言い方をすれば、重要段落の要点
>>や全文の要旨の把握確認問題だといえる。

>>小説でいえば、とりもなおさず、登場人物の場面ごとの心情(気持
>>ちの変化)や、場面を通しての人物の性格の把握確認である。

>>そう考えれば取り組みやすい科目といえることがわかるだろう。も
>>ちろん、本文の該当する表現のバリエーションや難易度の幅から、
>>ことは単純ではなく、それ相応の対応力をトレーニングで積む必要
>>はあるし、その前提として対応のルール(読解法)をマスターすべ
>>きであるわけだが。

>>あとはこれをいかに的確かつ迅速にマスターしトレーニングさせら
>>れるかということがポイントであり、そのための方法論として何が
>>教授できるかということであろう。わたしの場合でいえば、そのた
>>めの方法論が<ワードマーキング>というわけだ。

さらに、それを補足して同ブログの5月25日の記事に、「解くための
読み方」をワンポイントで書き下ろしておいた。(長くなるので引用
省略。ブログ http://kokugo.jugem.cc/ を直接ご参照下さい。)

ただ、その最後に「評論の読解の主眼を確認する意味で、センター以外の
現代文読解問題の設問の種類を分析して、確認することにしよう」と書い
たので、以下書き下ろしてみる。

受験現代文・評論の設問を総覧すると、次のような設問が設定されているこ
とがわかる。
--------------------------------------------------------------------
◎設問の種類

■指示語〜指示内容説明

■接続語〜空欄の前の段落・文・語句と、後の段落・文・語句との関係摘示

■比 喩〜内容説明

■抽象語〜意味説明

■筆者独自表現〜意味説明

■段落分け〜形式段落を意味段落に分ける

■段落整序〜意図的に順序を乱した段落を正しく並べ替えさせる

■脱文挿入〜文中にあった文を抜き落としておき、本来の場所に挿入させる

■主張摘示〜筆者の主張説明

■論旨適不適判定〜論旨に合うかどうかの判定

--------------------------------------------------------------------
◎各解法手順の確認

■指示語
(省略→スターターキット掲載)
■接続語
(省略→スターターキット掲載)
■比 喩(傍線部説明問題の一類型〜比喩説明とは明示されず発見が必要)
(省略→スターターキット掲載)
■抽象語(傍線部説明問題の一類型〜説明対象とは明示されず発見が必要)
■筆者独自表現(上記と同様で、傍線問題形式で発見が必要)
(省略→スターターキット掲載)

以下3類型は、いずれも論理展開の把握確認問題である。
■段落分け〜形式段落を意味段落に分ける
(省略→スターターキット掲載)
■段落整序〜意図的に順序を乱した段落を正しく並べ替えさせる
(省略→スターターキット掲載)
■脱文挿入〜文中にあった文を抜き落としておき本来の場所に挿入させる。
(省略→スターターキット掲載)

以下2類型は、いずれも論旨把握の確認問題である。最終設問として設定され
るのが通常である。
■主張摘示
(省略→スターターキット掲載)
■論旨適不適選択
(省略→スターターキット掲載)

以上、長々と述べたが、受験現代文全体に対象を広げても、設問で問われる
内容とその解法手順のポイントとなるのは、指示語と接続語と頻出語である。
(以下省略→スターターキット掲載)

ゆらぎなく、シンプルな読解ルールを習得し、必要量・必要レベルのトレー
ニングをつんで、満点を含む目標点数を獲得する学習をすすめよう。
                           (とみなが)

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vol.22 2004年05月28日号 ■問いと読み〜その関係から見えてくるもの

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        鉛筆一本が論理力を鍛える

  ≫≫ とみながの現代文 vol.22  2004/05/28 号より ≪≪

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■前号の補足:問いと読み
 
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◆◇◆【 とみながの現代文 】◆◇◆
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■前号の補足 問いと読み〜その密接不可分な関係からみえてくるもの

ブログ(http://kokugo.jugem.cc/)の5月23日と25日のアーティクル、そして
メールマガジンvol.21で、設問を分析することで、読みのポイントを確認し
たが、問いの類型に二点書き漏らしがあったので、ブログ5月27日のアーテ
ィクルで補足をしておいた。ぜひ読んでみてほしい。

総まとめとしていえば、評論において、内容面では<頻出語>と<指示語>
の二つがいかに重要か、また、構造上は数種類の<接続語>とともに、<言
い換え>表現がいかに重要か、まざまざと実感し納得できたことと思う。
(※そう考えれば<繰り返し>はもちろん、裏の裏(反対の事項のマイナス
 評価)は表(同方向のもののプラス評価)ということから<対比>も大き
 い見方からすれば<言い換え>と同種のものだと<分かる>だろう)

テーマが何についてであれ、筆者が誰であれ、長さや深さがどうであれ、そ
れが評論にジャンル分けされる文章であれば、解くことに直結する読み方、
読みが生きる解き方として、たったこれだけ<分かる>ことができればよい、
逐語的な理解(もどき)という陥穽(かんせい=落とし穴)に陥ることなく、
一貫する論理展開のシンプルさに気づけばよいということもまた<分かる>
ことだろう。

たしかにテーマが多岐にわたり、そこには少なからず専門的な語や、抽象度
の高い語が散見されるものの、些事(さじ=ささいなこと)にとらわれず、
大局的な論理の流れを見通せばよいということを追い風として、進むべき路
を示す羅針盤としての<ワードマーキング>習得の旅に出よう。

記憶量少なく、判断力全開で、現代文読解の海を波を蹴立てて高速に走りき
るがよい。文章の内容から学ぶものがなくとも、設問・選択肢から学ぶこと
がなくとも、その読解のプロセスで、他では得難い<論理的判断力>を涵養
(かんよう=少しずつ養い育てること)する僥倖(ぎょうこう=思いがけな
い幸運)を味わえることだろう。

時は満ちた。いざ、船出だ。

■羅針盤としての<ワードマーキング> 船出の時

伝えるべき内容は練り上げられ不変だが、伝えるべき方法・手段は当初の予
定から変貌を余儀なくされた。いや、そうあるべくして変貌した。

生講義と生チェック以外で、<ワードマーキング>を習得してもらうために
音声CDとスライドショーVCDを利用し、自習型に加えて、通信指導型も用意
することにした。それら内容面の見直しにもかかわらず、料金面も見直しを
して、両面から学習しやすいセッティングにした。仮入会の方々からのご意
見やご要望のお蔭と感謝の意を表するとともに、時期のずれこみを陳謝する。
「読める、分かる、解ける」喜びの旅を楽しもう。

※もう5月が終わる。6月上旬の実質スタートに伴い、ホームページ、メー
ルマガジン、ブログのあり方も再構築し、教材販売に伴う正会員の誕生によ
り、過渡的措置としての仮会員制度も見直す。キャンペーン期間も自動的に
シフトする。シンプルで役にたち、思い立った時に始められ、<気づき>が
生まれた時点なりで自由に終われるシステムで運営していく。皆様方のご理
解をいただき、いよいよ豊穣の海に漕ぎ出すことにする。
                            (とみなが)

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vol.23 2004年06月05日号  (ワードマーキング読解教材について)

メールマガジン バックナンバー 再編集抜粋版

「とみながの現代文攻略ゼミ」へようこそ
「まぐまぐ」を通して発行したメールマガジンのバックナンバーから学習のポイント部分を抜粋・再編集したものです。お役立てください。                                 

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         鉛筆一本が論理力を鍛える

  ≫≫ とみながの現代文 vol.23  2004/06/05 号より ≪≪

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■はじめに

■<ワードマーキング>読解 教材
 
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◆◇◆【 とみながの現代文 】◆◇◆
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■はじめに

九州は梅雨に入りました。紫陽花に似合いの季節だとおもったのも
ほんの数日間。ここのところは快晴の日が続いています。おかげで
月は冴え冴えとして美しい夜です。

博多では、7月15日早朝の追い山をクライマックスとする夏の祭で
ある「博多祇園山笠」の準備が始まりました。「山笠があるけん、
博多たい」という言葉で代表されるように、山のぼせと称される
祭に生きる男たちとそれを支えるごりょんさん(女将さん)たちの
コラボレーションが、特別な時空間を編みます。次第に街がヒート
アップし、凛とした緊迫感が募っていき、ゴールを目指します。


■<ワードマーキング>読解 教材

本格学習にも好適の時期をむかえました。部活の方を除いては、そ
れぞれの状況で、受験生らしい顔つきに近づき、学習も本格化して
いることでしょう。

月曜日から教材の販売を開始します。ご予約いただいたまま、お待
ちいただいた方も多くいらっしゃいます。時を過ごして申し訳あり
ません。その代わりといってはなんですが、期待に違わぬモノと動
きをご用意できたと自負しつつ、つつしんでご報告申し上げます。
さらに柔軟性をもって磨き上げて得点力アップに直結するようにし
てまいります。

日曜日まではオンラインショップは工事中ですが、ホームページの
[ご利用案内]ページに、少しずつ内容等の説明を加えていってい
ます。よろしければ、ご覧ください。

ホームページが中途半端な位置づけになっていましたが、かねて予
告の通り、教材購入者を会員とする会員制の情報発信の軸にしてい
きます。それに伴い仮入会の受付を停止し、未購入の方々にも、よ
り分かりやすく<ワードマーキング読解>のご紹介をしていきます。

メールマガジンは実質的な学習のサポート色を強めていこうと考え
ています。FAQ集みたいなものをイメージしていますが、これも柔軟
に皆さんの学習状況にマッチしたものにします。

ブログは逆に学習色の少ないものにしていくつもりです。気持ち良
く毎日を過ごす話題などを提供し、結果として学習意欲をキープす
る助けになればいいなと考えているところです。あまり功利的に考
えると失敗することもあるでしょうから、自然体で書きつづる点は
今と変わりません。

情報発信四ヶ月目に入るにあたり、大きな方向性としては、山笠に
向かう博多の男とごりょんさんのコラボレーションよろしく、目標
に向かってそれぞれのポジションで力を尽くしあって、最終的に素
晴らしい結果を得ることにつながるようでありたいと願っています。
はなはだ抽象的で恐縮ですが、意欲ある方は一緒に力を磨いていき
ましょう。(今日のブログにも表現は違いますが、同趣旨のことを
書きました)


■あとがき

インターネットを使って、受験現代文に関する情報を発信しはじめ
て、今日でちょうど三ヶ月になりました。

メールマガジンも、現在337名の方に読んでいただいています。あり
がとうございます。顔も状況も存じ上げない読者のみなさんですが、
自由に登録し、自由に解除できる中での、全くゼロからのつながり
というところに、開放された新しい研鑽のカタチの一つがあるよう
に思えて、私自身興味深く思っています。

途中からはブログも始め、心に浮かぶよしなしごとも含めて、書き
たいことを書きたいままにつづってきました。飽きっぽい私には珍
しく毎日書き続けて記事数で60近くになっています。

さまざまな立場でさまざまな感想をもちながらお読みいただいてい
ることと思いますが、教材販売の始まりとともにそれぞれの役割を
整理するところはして、さらに情報発信をつづけてまいります。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

※今回は、直接学習のお役に立つ記事がありませんでしたことを
お詫びします。四ヶ月目にはいる第二期kokugo.ccとして、次号を
どうぞお楽しみに。
                         (とみなが)

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 ★発行   ポップアイ国語ラボ
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  サイト    http://kokugo.cc
  ブログ学習用 http://blog.kokugo.cc
  ブログ息抜用 http://kokugo.jugem.cc
  メール    master@kokugo.cc (担当:@とみなが)
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vol.24 2004年06月06日号 ■ワードマーキング読解〜うっかり誤解をしないために

メールマガジン バックナンバー 再編集抜粋版

「とみながの現代文攻略ゼミ」へようこそ
「まぐまぐ」を通して発行したメールマガジンのバックナンバーから学習のポイント部分を抜粋・再編集したものです。お役立てください。                                 

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       鉛筆一本が論理力を鍛える

  ≫≫ とみながの現代文 vol.24  2004/06/06 号より ≪≪

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■はじめに

■<ワードマーキング>読解 〜 うっかり誤解をしないために
 
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◆◇◆【 とみながの現代文 】◆◇◆
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■はじめに

近畿、関東甲信、東海地方も「梅雨入りしたと見られる」そうです。
「したと見られる」という表現の醸し出す雰囲気がなんとも微笑ま
しいですね。自信なさそうな、でも、いっておかないといけないし
というような微妙さが。じめじめした季節は体調管理に気をつけて
乗り切りましょう。

昨日書いた「博多祇園山笠」ですが、鑑賞と競争の二つの側面につ
いてブログの方に書きました。よかったら後で読んでみてください。
http://kokugo.jugem.cc/  


■<ワードマーキング読解> 〜 うっかり誤解をしないために

仮登録をしてくださった方々に向け、平成5年追試験過去問の評論
と小説で、<ワードマーキング読解>体験をしていただきました。

きっちりとルールを解説しつくさずにお試しいただいたので、ひょ
っとしたら、なんだか分かりにくいという印象をもたれた方もいら
したかもしれません。

読解法に関しては、かなりの部分をこれまでに公開してきましたが、
使いこなしの具体的で肝心な部分は、どうしても販売用教材とそれ
に連なる指導の中でないとお伝えできないところがあるという点は
否めません。

そこで、<ワードマーキング読解>に関して、うっかり誤解なさら
ないように若干の補足説明をしておきましょう。

まず、序論として、<ワードマーキング読解>は、なんら特別な方
法ではないと申し上げてきたことを確認しておきます。

評論の本文の本来の性質、小説本文の本質、評論の設問内容・選択
肢のつくりの本質、小説の設問内容・選択肢の内容の本質を正面か
ら見据えれば誰にも見えてくるそれぞれの読み方であり解き方です。

よくたとえて言うのですが、毎日5題ずつ4年間にわたって読解問題
を解き続ければ、読解法の基本はほとんどの人に見えてくると思い
ます。個人差は当然あって、半分で済む人もいれば、倍以上かかる
人もいることでしょう。(実際に、中学受験を控えた小学六年生で、
かなりの程度、本文や選択肢の性質を見抜く力をもった生徒と出会
ったことがあります。それまでの学習量たるや、低学年の頃から塾
と家で相当なものでした)

ただ、このメールマガジンを読んでいらっしゃるあなたにとって、
それだけの時間とエネルギーを今からかけられるかというと、それ
は現実的ではないだろうと思うのです。

ならば、自力でゼロから試行錯誤するのではなく、読解法のエッセ
ンスを抽出整理した読解ルールを教わり、応用力よろしく使いこな
せるようにトレーニングを積むようにしたらよいだろうと思うわけ
です。トレーニングも自力でうまくいけばよし、そうでなければ、
コーチの指導や助言を受ければよいだけです。

受験の場合は、どうしても時間の制約がつきもので、かといってダ
メなら翌年にというのがありえない世界です。(長く学習すればそ
れだけ力がつくわけではないことは、違う書き方で何度かお伝えし
ました。短い期間でも、つかむべきものをいつ気づいてつかめるか
が成否の分かれ道です。そしてそれは常に今年のはずなのです)

文章の書き手が使いこなす書き方を逆用して読み方を身に付け、出
題者の工夫する設問・選択肢の作り方を逆用して解き方を身に付け
る。それだけでは制限時間の枠内で応用的に対応できない可能性が
高いので、読み方・解き方の両面で速さを身に付けるために、具体
的方法論に則って必要な量と質のトレーニングを重ねてマスターす
るという図式です。そのルールとトレーニングの方法として、読解
の本質をついた<ワードマーキング>があるわけです。

他人が書いた文章を読んで、さらに別の他人が作った設問・選択肢
を解いていくという複雑な絡み合いの場で、読解の事前学習を積ん
でいなければ、書き手に惑わされ、出題者に惑わされ(本当はいず
れも自分勝手に惑っているだけなのですが)挙句の果てに自分自身
にも惑わされて、思わぬ結果に陥ってしまう事態が起こりえます。
それはぜひ避けたいものです。

受験現代文は、反射テストのように解答する記憶重視の科目でもな
く、型にはまった問題に対して公式等をあてはめて解答すればよい
科目でもありません。たとえば評論は、使い慣れた日本語とはいえ、
かなり高度な話題や表現に関して、常識的な理解の範疇を越えた目
新しい切り口で独自の主張を展開する文章と、そのポイントが読み
取れたかどうかを角度を変えて詰めて問う設問・選択肢を相手にす
るわけで、そこでは、かなり高度で応用力あふれる言語処理能力、
論理的判断力を要求されているわけです。

現代文の怖いところは、読解力が足りないと、制限時間内に本文を
読むので精一杯(下手するとそれでも不足)で、十分に解かずに終
わってしまうことさえもあるというところです。解答は出したにし
ても確信をもって解いたとはいえないということも起こりえます。
迷い出すとアリ地獄のように泥沼にはまりこむばかりという身震い
するような状況も経験したことがあるのではないでしょうか。方法
論を持たずに真面目にがむしゃらにやるだけでは得点力アップは望
めません。かといって、そういう時点で、手っ取り早く解き方ばか
りを身に付けようとしても本末転倒で、不安定なまま望む点数に手
が届かずに終わってしまうことにもなりがちでしょう。(もちろん
脅すつもりなどありません。起きがちな悲しい状況を想定して、そ
こに陥らず、あるいはそこから脱却する方法を模索した経験から例
をあげてみました)

また、そこまではなくとも、あるいはある程度得意でも、本番での
希望得点を考えれば、現状よりも数十点分は上積みをしたいと考え
るのは受験生であれば誰しも共通する思いでしょう。では、そのた
めに何をどう学習したらいいのか、と考えるとはたと困ってしまう
というのもまた現実ではないでしょうか。

結果として、先輩たちがやってきたこととして、本番前に立て続け
に過去問を解いて、なんとなく解けるコツのようなものをつかんだ
気になる…… でも、なれたりなれなかったり、なれても不十分な
レベルだったりということも多いでしょう。それではあまりにもっ
たいないと思います。受験現代文はイチかバチかのギャンブルでも
なければ、難攻不落の要塞でもないのですから。しかるべき学習を
重ねれば狙って得点できる普通の受験科目の一つです。運もセンス
も不要です。

英会話の学校もダイエット食品や器具の会社も星の数ほどある上に
さらに日々新しくできているようです。誰にとっても役立つ決定版
といえるものがないのでしょう。逆にいえば、個々人によって有用
なものがそれぞれにあるともいえるのでしょう。

現代文の学習にとってはどうでしょう。いくつもの参考書や問題集
があります。ダイエットや英会話と同様、合う合わないの個人差が
あるかもしれません。<ワードマーキング読解>もこれが絶対だな
どと申しあげるつもりはもちろんありませんし、無理に押し付ける
つもりも毛頭ありません。ただ、あなたが自分に合いそうだなと思
われるようでしたら、その相性を生かすのは賢明なことかもしれま
せん。そこからいくつもの気づきが生まれれば幸いです。チャンス
かもしれませんね。

<ワードマーキング>は特殊でトリッキーな裏技ではありません。
短い受験生活の中で、読解の高いレベルの力を手に入れられるよう
正面から学習しようとしたら、必然的にそこに存在していた方法に
出くわしたといえる読解法です。小声でそっと申し上げておきます。

そうそう、誤解なさらないようにということをお伝えするために書
き始めたことでした。ここまでの前提を頭において、この後を読み
進んでください。(長くなったけど大丈夫ですか。もう一息です)

お試し過去問のマーキングサンプルをご覧になって、こりゃなんだ、
これで読み取れるのか、このマークはどんな基準でつけてるんだ、
こんなマークに意味があるのか、とひょっとして思われた方に。あ
るいは<ワードマーキング>という語から、あれこれ連想して遠巻
きに見ながら漠然と疑問に思っていらっしゃる方に。

今日のポイントです。<ワードマーキング読解>では、2つの力が
必要ですし養成できます。

《 1 》マークを付けられる力

「マークづけの基準の理解をして、実践練習。その後にマーク例と
の比較でマークの過不足のチェック」というサイクルで習得します。

付け足りない状況に始まり、付け過ぎになり、しかるべき時点で必
要十分な量のマークができるようにおさまっていきます。マークの
質も読み取りをサポートする種類分けのきいたものに進化していき
ます。(このあたりは言葉で書くとこれだけですが、実際にはいく
つかの学習のプロセスがあります。やってみないと分からないかも
しれません)

そのプロセスはそのままあなた自身の見抜きの目の強化のプロセス
です。自分の力のついていく過程が目にみえるわけです。面白いで
すよ。数ヶ月前のマークを見ると苦笑したりします。

マークが的確につけられるようになると、適度な集中の反面、理解
して覚えておくなどの頭への負荷は(必要であればマークを見なお
せば済むことから)軽く済み、時間の無駄がなくなるとともに、解
答の精度があがります。一石二鳥です。

的確なマークがつけられるようになって、さらに慣れてくると自ず
とスピードがあがってきます。もっと上達すると、極端な話、頭と
口は世間話をしながらでも、手は動いてマークが付いていくように
なります。(冗談ではありませんので念のため) 読解が下手な理
解モドキではなく、各種の判断の集積だということの証でもあるで
しょう。若干脱線しました。話を元に戻します。

もう一つ重要な力があります。

《 2 》マークから読み取れる力

練習の最初の段階では、まずマーク付けすることに気を取られがち
なので、それを終えてから見直して、見えて(読んでではなく)くる
ものが読解のポイントであるということを確認します。(読まずと
も目をやれば「見えてくる」という感じ。マークのおかげです。文
章がしっかりしていればしているだけそういえます。そして過去問
はそういうレベルの文章です)

少し慣れてくると、マークを付けながら、ポイントが頭に残ってい
く感じになることに気づくでしょう。若干手の動きが止まる時があ
ったり、目が止まるような時もたまにあるものの、前の段階よりも
スピードも上がります。頭の余裕が少しできてきます。

だいぶ慣れてくると、マークを付けながらポイントが頭に勝手に残
っていく感じは変わらないまま、マークが固まってつくところと、
(     )でざっくり囲んですぐ次へいくようにいくところと、
手も目も停まらず、緩急(かんきゅう)のついたスピーディーな読
みになっていることに気づくでしょう。受験本番では、この段階ま
でマスターできれば十分です。

さらに進むと、速くなったマークをつける手の動きよりもさらに速
く目と頭が働いて、ポイントの見抜きに手が遅れをとるようになっ
てきます。マークをするのがもどかしくなる感覚です。

究極は、鉛筆なし・マーク付けの作業抜きで、しっかりと読み取れ
るようになります。その時点でマーク付けは卒業です。あるいは、
備忘録的に、さらっとあっさりしたマークをしておけばさまざまな
応用が時を経ても十分にできるメリットはあります)何もマークせ
ずに文章を読むのでも、マーク付け修業?前と後とでこれほど違う
ことかとこの時点で気づいて驚かれることでしょう。

ここまで読んで気づかれたかもしれません。マーク付けという作業
自体が判断の連続です。そしてそれが読解の基本なのです。(その
延長に理解も生まれます)また、マーク付けという手作業をするか
ら判断の結果が視覚化でき、視覚化できるから、判断自体の過不足
も客観的に把握が可能で、それを生かすから読解力を磨きあげるこ
とができるわけです。自分で生かしきれない段階では、コーチのア
ドバイスがそれを可能にしてくれます。

読解とは、たとえば評論でいえば、個別の語句の理解の集積ではな
く、論理を構成する八大要素と、その論理的展開とを判断しつづけ
て把握する作業です。そしてその具体的方法がマーキングなのです。

長々と書いてしまいました。やってみようかなと思われる方は、と
みながのセンター現代文攻略ゼミ http://kokugo.cc が販売する教
材<ワードマーキングスターターキット>から始めてみられるとよ
いでしょう。ホームページはリニューアル中ですが、よろしければ
のぞいてみてください。

■あとがき

インターネットを軸として、その特性を生かして、現代文読解の得
点力アップのサポートができればと思い、ここまできました。遅々
とした歩みでいらいらされた方も多かったかと思いますが、かなり
のこともお伝えしてきたようにも思います。具体的な部分について
も、いよいよ教材販売も開始です。お渡し後も必要な情報を補足・
補完してより役に立つものにしていきます。必要に応じてご活用く
ださい。

よりよき出会いが生まれればいいなと思っています。結果はそこか
ら育っていくでしょうから。まだまだ書いたり作ったりする作業が
残っています。それではこのへんで。

次号をお楽しみに。
                         (とみなが)

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